なぜ旅行を続けられるのか?②
こんにちは!
私の趣味は旅行すること。
昨年は120日間海外で過ごしたほか、会社員時代にも土日で海外に行くなど、こまめに動き回るようにしています。
今回はそんな私が何で旅行を続けられているのか、旅行に対する自分の考えを書いていこうと思います。
今日は第2弾として、旅先で意識していることを記載します。
第1弾の旅行の準備する際のお話は以下をご参照ください。
私が意識していることは以下の通りです。
①旅行に対する期待値を上げすぎない
②思いがけない体験・発見、些細な変化・違いを楽しむ
③敢えて行かない場所を作る。完璧を求めすぎない
それぞれ解説をしていきたいと思います。
①旅行に対する期待値を上げすぎない
旅行に行くときに、しっかりとガイドブックを読んで、観光地や飲食店の情報を詰め込んで出発していないでしょうか?
当てはまったらもう一つ質問させてください。
実際に期待して行ったら、思ったものと違ったり、期待外れだったことはないでしょうか?
これはだれも?思い当たるのではないかと考えています。
実際私も100日間海外放浪したときに、絶対行きたいと決めて向かった観光名所で、期待を超えてきたい場所はヨルダンのペトラ遺跡とエジプトのピラミッドだけだった。それ以外に行こうと決めて向かったところはどこも「そんなものか、、」と思ったものです。
なんで、そう思うかというと「期待値」を上げすぎているからです。
そもそも、ガイドブックはプロのカメラマンが撮影した写真を使って、プロの編集者が「ここに行きたい」と思わせるように書いています。
自然と期待値が上がってくるはずです。
しかし、実際に行ってみると、ただガイドブックに載っている写真を見に行くだけになり、写真を撮ろうにも素人なのでガイドブックより下手な写真になってしまう。
いわゆるガイドブックの答え合わせだけで終わってしまうのです。
これでは、楽しめるはずがないのは当然。
一方で、期待をせずに行ったり、帰ろうか悩んだが結局行ってみたところが思ったよりもよかったことはないでしょうか?
・通りすがりで入った和菓子屋さんがおいしかった
・時間つぶしに入った神社が神秘的だった
・坂道が大変で帰ろうと思ったが、結局頑張ったところ絶景に巡り合えた
などである。
私の旅行を振り返ってみるとよかったり印象に残った場所は、最初に予定しなかった経験であることが多い。
当てはまる方も中にはいるのではないでしょうか。
私も最初のころは地球の歩き方などのガイドブックを買って旅行をしていた。しかし気が付くと買わなくなっています。
なんでだろうと考えたときに、
旅行に行く前に「期待値」を上げすぎたくない
という答えにたどり着きました。
②思いがけない体験・発見、些細な変化・違いを楽しむ
では私が旅行に行って何を楽しんでいるのか記載します。
それがタイトルにある通りの
・思いがけない体験・発見
・些細な変化・違い
です。
思いがけない体験・発見は先ほど挙げた「期待値の低いもの」も一つである。
そのほか当てはまるのは、「ほんとに予想していない出来事」である。
私が体験した中では、
・飛行機で横に座ったブラジル人とJリーグの話をした
・泊まったゲストハウスで焚火のやり方を教わった
・ヨルダン上空を飛行中に世界の果てみたいな絶景を見た
などは全く予定になかった出来事は印象に残っています。
後は人に親切にしてもらったことなどはいい思い出になっています
・スペインで現地の人が空港から降りる駅まで案内してくれた
・中山道中の喫茶店でお菓子をサービスしてくれた
・韓国で日本語で案内してくれた
他方で辛かったり、嫌な思い出も数年たてば笑い話になっています
・ドイツで電車が遅れ乗り換えできず、マクドナルドに一泊した
・タイで野良犬に追いかけられて猛ダッシュした
・イタリアでバックをバスに忘れたが、運転手さんが保管してくれて戻ってきた
次に些細な変化・違いは日常生活との違いです。
まず初めて行ったアメリカに行った時には飛行機から町を見たときに車が左右逆に走っているだけでかなり感動しました。
また、私は旅行に行ったら普段行くお店にも行くようにしています。
海外のスーパーでは売られている商品を見て楽しんだり、マクドナルドやスターバックスではご当地の限定メニューや価格の違いを楽しんだりもしている。
日本の地方都市に行ったときは、昔は東京と比べて店が閉まるのが早くて、夕食抜きを体験しました。しかしコロナ禍で東京のお店が夜閉まるのが早くなると今度は地方のお店のほうが24時間営業のチェーン店が多くなっていたりもします。そんな違いも旅行したからこそ感じられるものだと思っています。
旅行はよく非日常体験といわれます。
個人的には非日常の世界を楽しむのに、しっかりと予定を立てることのほうがナンセンスだと感じています。
非日常を体験するのであれば、身を任せて「成り」を楽しむくらいでいいのではないでしょうか。
③敢えて行かない場所を作る。完璧を求めすぎない
ここまで私の楽しみ方を書いてみましたが、中には貴重なお金や時間を使って旅行に行くなら、しっかり調べて「すべて楽しみたい」と思っている人もいるでしょう。
旅行は安くない出費があるので気持ちはわかりますが、私はその考えに反対しています。
そもそも「すべて楽しむ」ということができないと考えている。
まず、お金や時間は有限です。限られた中でプランを作ろうとすると必ず何かを選択しなければいけません。これはしっかり調べれば調べるほど、捨てなければいけない選択肢が増えていきます。
また、いくら完璧なプランを作ったとしても、旅行をする中で、「これ行きたいな・やりたいな」と思う場面が出てきます。最初から完全に旅程を決めてしまうと、イレギュラーに対応する余地がなくなってしまい、あきらめるしかありません。
だから、私は最初から敢えて行かない場所を作るようにしています
実際に100日間放浪したときはすべての国で行かない場所を作りました。
サウジアラビア:アル・ウラー
バーレーン:バーレーン国立博物館
ヨルダン:ワディラム砂漠
イスラエル:死海
エジプト:ルクソール
チュニジア:スターウォーズロケ地
イタリア:コロッセオ内見学
ポーランド:アウシュビッツ
フィンランド:サウナ
行かない場所を作るのはモチベーションを上げるためです。。
実際にまた来たい・行きたいと思い続けることで、仕事もやる気が変わってくるし、旅行自体も「いつか行きたいな」から「いつ行こうか?」とより具体的な目標になります。
また、一度行くことで、新たに行きたい場所や体験したいことも出てきます。
いくら事前に計画を詰めたところで、一度も行ったことない場所の計画を完璧にできるはずありません。
そして「いざ行こう」となったら、その場所を中心に計画を立てられます。上記の国のうち、それでもバーレーンは行かないだろうとおもっていましたが、9月に行くことになりました。今度は前回いけなかったバーレーン国立博物館の近くに宿をとることにしました。
前回述べた旅行行くまでの工程を簡素化することもできました。
以上、長文となりましたが、旅先で意識していることをまとめてみました。
なによりも、
あれこれ事前に考えすぎるより、
とにかく行動することが大事
というポイントは前回と変わらないかなと思います。
今回は旅行をテーマに書いていますが、ビジネスマインドにもつながってくる点も多いと思いますので、ぜひ真似してみていただければと思います。