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何かに縋る(すがる)ことが大事

生きる上で

趣味、仕事、目的、こういった事が人の精神を正常に保っているとここ最近感じた。

私自身はこうやって文章を書く事とツーリングを趣味にし、それを楽しみに生きている。
仕事は楽しくない。

だが、趣味も楽しくない仕事も全てひっくるめて、生きていく上では大事だ。
詳しく言うと、そういった物に縋る事が大事だ。

人は何かにすがっていないと、生きる意味を無駄に考え、何も意味がないと感じ、精神に異常をきたす。

私もそれを経験した。

私が形骸化した日

2020年、私はカナダへワーホリに行くことを決めていた。
エージェントとも契約し、準備は整っていた。

しかし、先の疫病により、中止となった。
当時、私はワーホリに行く事に縋っていた。

それゆえ、縋るものがなくなり、宙ぶらりんになった。

すると、アイデンティティが崩れ、自分が形骸化した様に感じた。
結果、誰かと話すことも少なくなり、外出も減った。

生活は楽しくなく、無気力といった感覚に陥った。

たった一つの事で、これだけ人間は壊れる。

今はなんとか、他の物事に縋り、平常に戻った。

縋る事は大事だが・・・

この経験から、何かひとつでも縋る物がないと、生きるのが難しいと考える様になった。

趣味、仕事、人生の目的、なんでも良い。
しかし、人に縋るのはダメだ。

人はいつ、居なくなるか分からないし、裏切るかもしれない。
その時が来る可能性が他の事よりも高いのがデメリットだからだ。

また、人に縋ると騙される可能性が高い。
側から見れば、明らかだが、本人は気づかないことが多い。
最たる例は宗教だ。

ただ、人を愛する事と縋る事は違う。

愛する事は、見返りを求めない。

縋る事は、依存と同じで何かを得ようとしている。

なので、恋人や家族、友人を愛するのは大事だ。
縋るのは決してダメだ。






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