見出し画像

焦らない、言葉の処方箋。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。そして、初めましての方は、はじめまして。数ある中から僕のnoteを見つけて下さり、ありがとうございます。

昨日、勤めていた会社で仲良くしてくれていた方とお茶をしてきた。
その方を、(仮)柳さんとでも呼ぼうか。

(仮)柳さんが「10月をもって退職をします」との連絡を休職をしている僕にわざわざメールをくれたことでお茶をする機会ができた。
それと同時に、僕が久しぶりになっぱさん(パートナー)以外の人と会おうと決断する機会ができた。

僕は、これからのこと会社のこと転職のことを初めて身内以外の人に相談してみよう、んでもって恥というのを捨てて思いの丈を語ってみよう。

そうして、ある大阪の喫茶店で思いの丈を語ってみた。
「いま、休職していて復帰したいけどまだこんな調子でして。」
「いまの会社は置いていかれないようについて行くのに必死で。」
「社員からアルバイトになって、このままでいいのか。」
「転職した方がいいのかしない方がいいのか」
的なことを自分の溜まっていた悩みや不安、不満を吐き出してみた。

ニコッと笑いながら(仮)柳さんは、僕の吐き出した悩みたちの全てに対して答えていってくれた。
その話のなかで、一番腑に落ちた内容があった。

なんでこんなに人手不足って言われて、会社に若い人が少ないか分かりますか?

という質問された。
続けて、(仮)柳さんはその訳を教えてくれた。

僕の個人的な見解なんですけど、日本の多くの企業は人材育成の仕方が古すぎるし、下手なんです。というのも、若い人たちの中に意欲的に取り組んで成長したい人がいたとします。でも、いまの日本の人材育成の仕方って、これまでに経験してきた人たちのやり方なんですよね。

でね、昔と今の人たちの働くうえでの耐性って明らかに変化していて、その昔のやり方で意欲のある若い子たちに指導して成長するのかっていうと逆効果になるんですよ。それでも、成長する子はいるんですけどね。

そして、残念なのが多くの企業はその根本的な原因に気づいていないか、人材育成にコストがかかるから極力能力の高い子だけを雇うみたいな世の中になってしまっているということ。
僕は、それらの行為は「怠慢」だと思っているんですよ。
その人たちにあった人材育成をしてあげないといけないんです。
それらをどうにかしないと、企業は成長しないし、永遠と人手不足なんですーと謳うことになると思っています。

その話をしたうえで、その日さんは人材育成という面でこの会社ではダントツに向いていて且つ上手だと僕は思ってます。

この話を聞いて、僕が会社に適応できないことが悪いんじゃないんだと雁字搦めになっていた呪いのようなものがほどけていった。

(仮)柳さんは、さらに続けてこんな助言をくれた。

今から僕が言うこと、三つ守ってくださいね。

1つ目、三食は絶対食べて、運動して、寝ること。
2つ目は、自分を些細な出来事でもいいから褒めて下さい。
3つ目は、これすごく難しいです。焦らないこと。

こんな棒グラフを頭で想像してください。
(ちょっと書いてみました。)

いま、その日さんは青色の線だとします。
この青線はとっても治りが遅く且つ、外面は元気に見えるのだけど内面は全く回復してないんです。

でね、青線がちょっとだけ回復してるの分かります?
ここで「焦り」からくる錯覚で自分は復活したぞというマインドになっちゃうんです。

さらに、自分が健康だった時のことと重ね合わせて無理やり思い込んでしまうんです。健康だったときの自分と、心身共に疲弊している自分は全く違う自分ですからね。これ覚えておいてください。

そしてそして、僕と今日会って下さったじゃないですか?
久しぶりの外出、久しぶりの人だかり、休職している職場の人間と会う、色んな情報がその日さんの脳に刺激を与えたと思います。
なので、今夜か明日には脳の筋肉痛が起きると思われのでお大事にしてくださいね。てことで、今日はこのくらいで解散しましょうか。

(仮)柳さんは、心療内科の先生より、先生だった。

そうして、10月に退社する(仮)柳さんを見送り解散したあと、自転車に乗って帰っている最中にふと空を見上げたときになぜか涙が溢れ出てしまった。

道中、ちょうどビジネス街だったので誰かしらその姿を見てTwitter(X)とかInstagramとかに書かれているのかな。別にいいけどね。

この、2,3ヶ月とっても分厚い膜に覆われていた。だけど、その膜を突き破ったような気分になったからだ。まだ何もしていないし、まだ回復もしていない。でも、それでいいの。
お金の心配、人間関係の心配とかもあるけれど。

いまは、このままでいいの。

このnoteから誰かの人生の手掛かりになるような時がくることを僕は願っています。

拙い文でしたが最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。 明日は、来週は、一か月後は、半年後は、来年の将来の僕はどうなっているのでしょう。 では、また数日後か来週に来ます。おやすみなさい。

23時48分. その日



この記事が参加している募集

#仕事について話そう

109,816件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?