スマガ
２０２３．９．１８
うす。
スピカが幸せになって欲しい。
それを死に戻りしながら目指すお話。（あくまでも個人の見解です）
個性豊かなキャラクター。
絶望の包まれたセカイ観だけども重くなりすぎないポップでカラフルな雰囲気。
そして少しずつ解き明かしていくセカイの謎。
それがループものをやる上で重たくなりすぎず、そして飽きさせないのがこの作品の魅了だ。
と言いたいんだけど、そんなことよりスピカ！
スピカの存在が大きすぎる！
それだけでこの作品はやる価値があるし理由がある。
各キャラ感想
ツンツン不愛想な孤高の天才 スピカ
普段はツンツンしていてぶっきらぼうでどこか斜に構えたり、強気な態度の彼女。
そして高い頻度のパンチラと谷間のオッパイを見せつけてくるエロス。
そんなツンツンエロスからの突然の告白！！（もちろんパンチラしながら）
もう誘っているのかと勘違いしたくなるぐらいドキドキした。
けど物語を読み進めれは進めるほどわかってくる約束された絶望と悲劇が待っているセカイ観。
絶対に死ぬことがわかっているからこそ一度して見たかった恋愛がこの突然の告白に繋がっていることが超エモい！
そして普段のツンツンっぷりからは想像のできない程不安を抱えているスピカがマジで愛おしくなる。
選択肢が多く、スピカがどうすれば幸せになるのか真剣に考えながらのゲームがさらにスピカにのめり込んでいった。
最後の不安を愛の力で塗りつぶし、絶望と戦うスピカの姿はまじで泣いた。
悲しすぎるけどある意味最後の最期まで主人公に愛されたスピカは幸せだったと思うし、これはこれで悲劇が約束されたセカイでのハッピーエンドなのかもしれない。
と思っていたらなんと、ループもののお約束で全てを理解した上での物語のやり直しのチャンスが！
このときはまじで興奮した。
おいおいおい！
またあのスピカに会えるじゃないか！
もうこの時は完全にこのスマガと言う作品に虜になった。
でも簡単に上手く行かないのがこのスマガと言う作品。
2週目は空回りも空回り。
どんどんスピカに嫌われてしまう。
その上すぐにスピカは死んでしまう。
おい！
なんだこのゲームは！！
アンインストールしてやろうかとまじ思った。
でもいつかスピカが生きてのハッピーエンドがあると信じて。
その思いだけでゲームを進めていった。
ジャージブルマのムチムチ眼鏡魔女 ガーネット
不憫なヒロイン。
ってか不憫すぎる！
不幸を全面に背負っている
キャラ的には悪くないしむしろいい。
ムチムチ眼鏡の優等生。
貧乏でどM。
そして破滅願望がある。
個人的には好きな属性。
じゃあなんでそこまで不憫なのか。
全てはスピカのせい！
この２週目はガーネットとフラグが立ちまくる。
今度こそスピカに幸せになって欲しいと思っているからそれが鬱陶しくてしかたない。
そして挙句の果てにはスピカはすぐに死んでしまう。
こんな圧倒的悲しみの中、ガーネットを愛するほうが難しいじゃろ！
最終的にはスピカの幻影が現れてガーネットを幸せにしてと言われる。
それでガーネットと幸せなセカイを作るんだけど色んな意味で泣いてしまった。
そんなこんなで物語の流れ的にホントに救われないキャラだった。
多分、今まで出会ったエロゲーのキャラのなかで一番不遇で不憫なキャラではなかろうか。
超絶可愛い絶対的ヒーロー魔女 ミラ
ミラちゃんはそこにいるだけで嬉しい存在。
見た目もかわいい。
言動もかわいい。
性格もかわいい。
この世のかわいいを全て独占したような存在。
解説していこう。
まず見た目なのだか貧乳ロリ金髪ツインテール。
もう言葉だけで最高の見た目をしているのがわかると思う。
そしてこの私服。
元気っ子だからボーイッシュと思わせといての可愛いワンピース。
最高です。
そして見て欲しいのが弱ったときのミラちゃん。
このまま抱きしめてキスをしたくなる見た目をしている。
（変態ですみません）
次に言葉遣い。
難しい言葉は一切喋れないからオノマトペで気持ちを全面に押し出していくスタイル。
その独特な会話は元気なミラちゃんをよく表しており見ていて嬉しくなる。
次に性格。
とにかく明るい。
難しいことは苦手で、いろいろ不器用なんだけど誰よりも優しい。
そしてほんとにみんなのことが大好きで魔女としてみんなを守るヒーローとして頑張っている。
そんな姿は本当に愛おしい。
そんなミラちゃんの想いが奇跡を呼び、全員一丸となって悲劇に包まれたセカイをハッピーエンドにしてしまう物語は最高だった。
加速する妄想 唸るバイブ 新聞部部長 日下部雨火（くさかべ あまほ）
痴女です。
僕の大好物がきました。
ありがとうございます。
この日下部の魅力を聞いてください。
まず魅力の一つがロリ巨乳。
143cmから繰り出されるバスト85cm（Ｇカップ）
ロリ巨乳が痴女とか想像しただけでイキそうです。
魅力２つ目は妄想力。
些細な言葉からすぐに妄想に発展。
林間学校を輪姦学校と呼んだり、頭がおかしいです。
はい大好きです。
魅力３つ目は痴女っぷり。
妄想癖を克服する為の学園祭のデート中にバイブを仕込んでみたり、自分を忘れて欲しくない為にセルフ目隠しで縛られおもちゃで感じている姿を見せつけてくる。
魅力４つ目は痴女なのに恋に奥手で恥ずかしがり屋
日下部は妄想癖あり、変な着ぐるみを着たり神出鬼没な奇天烈なキャラだけど実は恋に奥手と言うギャップで萌えさせつつも痴女キャラに落ち着く素晴らしさ。
日下部は気持ちだったり考え方が不器用だし、意外にも心が弱いキャラクター。
その不器用さが痴態をさらしたり、痴態をみせたりという表現になっているんだと思う。
そういうことを考えると、この痴女っぷりはある意味最大の萌えポイントだと言えるだろう。
エロゲーをやっているのは醍醐味のひとつはこんな痴女に会う為なんだなと改めて思った。
無乳の中の無乳の生徒会長 沖姫々（おき きき）
めちゃシリアスなキャラ。
代わりに亡くなった自衛軍の指揮官だった父。
自分が生き残ったことが正しかったことだと証明する為、父よりも偉大な指揮官となり、父よりも多くの命を救いたい。
だけども悪魔に対抗できるのは魔女だけ。
自分はあまりにも無力だ。
そんな理想と現実から苦しみながらも誇り高くに生きていく沖はほんとにかっこいい。
なのに気づいたら猫耳メイドに。
おい！
シリアスキャラになんてことさせるんだ！
可愛すぎるだろ！
今作最大の衝撃といっても過言ではない。
そしてこの沖はとんでもない無乳。
大抵どんなまな板キャラでも申し訳程度の膨らみがあるはずなんだけどまじでない。
その無乳にイチモツをこする！！
今作最大の性的興奮といっても過言ではない。
人気投票1位も納得のキャラだった。
評価（10点満点）
シナリオ・・・８点
キャラ・・・９点
音楽・・・７点
良かったところ
・個性的なキャラクター
幼女の神様、パイオツニアの宮本、謎の過去をもつダサい男佐草、ツンデレギャルの樋ヶ、完璧執事とマッドサイエンティストの双子老人、ラスボスのアリデッド。
とにかくキャラの個性が強い。
それがダークなセカイ観を時におもしろ可笑しく、ときに魂揺さぶる熱い展開へとする。
・希望と絶望の反復横跳びをひたすらに繰り返すストーリー
死に戻りがどうしても制限があるため、希望を持ってベストを尽くしても、上手くいかなかったり、詰んでたりする。
その中でも諦めずに前に進む姿は心を熱くさせた。
・音楽
魔女３人のエンディング曲がそれぞれ用意されてる。
それがめちゃいい。
曲の感じと歌詞がまじでマッチしすぎてる。
曲を聴くだけで胸が締め付けられる。
OPの曲もいいし、ここぞという時にかかる大槻ケンジの曲も胸を熱くさせてくれる。
お気に入りのBGMは「Etoile」。
スマガは大学生の時からめちゃ気になっていた作品のひとつ。
ニトロプラスのゲームにしてはめっちゃポップな見た目なのと絵がめちゃかわいいところが気になっていた。
結果、思っていたより何倍もよかった。
多分だけどライターさんがまじでやりたいことがすべて詰め込んだんだと思う。
正におもちゃ箱のような作品。
そして攻略キャラは貧乳か巨乳しかいないというところからわかるように、中途半端な作品にしたくないという想いがビンビン伝わってきた。
最高でした。
とりあえずファンディスク的なやつががあるみたいなのですぐやりたいと思います。
でわでわ。
ゲーム情報（Wikipediaより引用）
スタッフ
概要
｢人生リベンジアドベンチャー｣と銘打たれている通り、主人公が何度も生き返りながらハッピーエンドを目指すというスタイルのADVであるが、単なるループゲームではなく、生き返って繰り返される場面も、各攻略キャラクターのストーリーもすべてが繋がって、最終的に一つのハッピーエンドを目指すという点で、全体として一つのストーリーであると見ることができる構成になっている。
ヴォーカル曲に大槻ケンヂやAV女優のRioなど、幅広いアーティストが参加していることでも知られる。
タイトルの『スマガ』とは、STAR MINE GIRL（スターマインガール）の略である。また、各エンドのサブタイトルも全て頭文字がSMGとなるようになっている。ちなみにメインヒロイン３人の名前もそれぞれS、M、Gで始まる。
※この記事の画像は全て【スマガ/NTORO ORIGN】より引用
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？