瀬戸内市防災マップ作成モデル事業

現在、「瀬戸内市防災マップ作成モデル事業」として、とある地域で防災マップづくりに取り組んでいます。

今日は、防災役員の方々を集めて、防災マップづくり当日に向けての話し合いを行ってきました。



今回モデル事業で作成する「防災マップ」は、市町村が作成する「ハザードマップ」とは異なり、地域の方々が自分たちの手で地域の危険箇所や防災資源を地図に書き込みながら作成するものです。

地図に書き込む前に「防災まち歩き」も合わせて行い、参加者全員で地域の情報を集めます。

防災マップづくりの基本的な「型」はありますが、最終的には地域の方々が、自分たちで活用しやすいように作成してもらうことが大切だと思っています。

なので今日は、地図の縮尺やまち歩きのルートといったところから一つ一つ話し合いながら役員さんに決めてもらいました。



防災マップは、自主防災活動の「動機」であり「根拠」です。

闇雲に訓練や勉強会を開いたところで、地域の実情に合っていなかったら意味がありません。

「自分たちの地域にはどんなハザードがあるのか」「どんな人が暮らしているのか」「どんな強み・弱みがあるのか」など、防災マップづくりを作成する過程で様々な情報が明らかになっていきます。

その中から、地域の課題を設定し、課題解決に向けて具体的な行動に移していくことが大切なのだと思います。


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