社協の力を借りる
昨日noteで書いた「福祉・防災☆ナイト」ですが、色々な方々から好評をいただき、開催できてよかったなと感じています。
ただ、余韻に浸らず、今後の避難行動要支援者の個別避難計画作成に向けて次の動きを作っていきたいと思い、早速、市社会福祉協議会に押し掛けて打ち合わせをさせてもらいました(いつも強引なお願いに快く対応してくださいます…)。
「個別避難計画」とは、避難行動要支援者(災害時に特に支援が必要な高齢者や障がい者など)に対して、いつ・どこに・誰と・どのように避難するかをあらかじめ決めておくための計画です。
国は、福祉専門職等(ケアマネジャーや相談支援専門員など)と連携し、市が主体となって計画作成を進めるように求めています。
社協さんと確認したかったのは、「地域にどんな資源があって、どんな協力が得られるか」「市社協として、どのようなサポートをしてもらえるか」といった点です。
計画作成を進めるためには、避難行動要支援者本人と信頼関係のある福祉専門職や近隣住民の協力が不可欠です。
ただ、例えば、ケアマネジャーが近隣住民と繋がっているケースは稀だったりします。
実効性のある計画を作るためには、様々な人たちが連携する必要があると同時に、その仲立ち役も必要となってきます。
その役割を行政だけでなく、これまで地域福祉に様々な角度から取り組んできた市社協にも協力してもらえないかと思っています。
打ち合わせをしてみて、やはり「社協の力を借りない手はない」と感じました。
老人クラブや高齢者体操教室、ブランチ会議、地域ケア会議など、様々な場をコーディネートしてきた社協さんだからこそできるサポートがあると思うし、行政がイチからそうした関係を作っていくよりも、社協さんの取り組みの延長線上に個別避難計画作成の取り組みを置いたほうが円滑に物事が動くと思います。
特に地域が高齢化し、繫がりも弱くなっている今、防災対策を進める上で、社協さんとしっかりと連携していけたらいいなと思います。
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