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「犯罪学の父」と賞賛され、発表した論文には必ず編集者によって「偉大なるイタリアの学者」と…
若き日のハリソン・フォードが好演した、映画「推定無罪」――ラスティ・サビッチ検事と不倫関…
1.ローテンブルクの中世犯罪博物館ドイツを旅行する多くの日本人が訪れる場所のひとつに「ロ…
K.シュピンドラー著(畔上司訳)『5000年前の男』(文春文庫)である(絶版になっているようだ…
1.殺生の快楽 「殺生の快楽は、酒色の快楽の比ではない。罪も報いも何でもない」。これは、…
桂米朝が生前大切に語っていた「たちぎれ線香」という上方落語の古典。以前は「大師匠」の格で…
かつてイギリスには、殺人事件の被害者遺族が犯人を起訴できる「殺人私訴」の制度があった。ただし、殺人私訴で訴えられた被告が、「法廷で手袋を投げた」場合には、原告と決闘によって正邪を決することができる。これが「決闘裁判」であり、穂積陳重が『法窓夜話』の中で紹介している。 決闘裁判については、1770年と74年に野蛮だとの理由から議会に廃止法案が提出された。しかし、現実に決闘裁判を請求する者がいなかったので、わざわざ廃止するまでもないとされ、法案は結局廃案となった。その40年後、
初代司法卿江藤新平の肝入りで、当時の司法省内に「明法寮」(司法省法学校)が設置されたのが…
今はほとんどないと思われるが、むかしは商家の旦那衆が碁打ち同士を闘わせ、その勝敗に大金を…
アルカトラズ島は、サンフランシスコ湾内に浮かぶ小島である。昔はここに灯台があり、そして軍…
フランス革命以前は、斬首刑が科されるのは特権階級だけで、庶民には車刑(車輪を手足に打ち下…
2018年5月に故安倍晋三首相(当時)がイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相の私邸でフォーマル…