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自分の幸せを自分の責任で自分で守る、ということ

エイジズムと結婚至上主義

25歳を越えたあたりから、わたしたちは一括りに「20代後半」「アラサー」という何かになった様な気がする。
なにかのアンケートに答えるときも「既婚」か「未婚」か「扶養家族あり」「扶養家族なし」の質問がつきまとうし、何かにつけて恋人やパートナーの存在有無を確認され、いないと答えれば将来を勝手に心配される始末。
いると答えても今度は子どもの質問がついてまわる。

女の人は家庭に入り子どもをつくって家庭をささえて、男の人は一生懸命働いて家族を養い守っていくべし!みたいな風習を信じてやまない昭和初期ならまだしも、今は令和4年、2022年なのに。
いまだに世間には「結婚至上主義」が肩で風をきってドヤ顔で歩き回っている。

人間もちろん一人では生きていけないし、誰かとともに暮らしたり人生を歩むことは大切なことも分かるし、なにも「天涯孤独で生きていくんだ!」と言っているわけじゃない。
ただ、結婚=人生の幸せ、だけではないよなぁと思って悶々とする。

彼女の幸せは“彼女の”責任であり、僕の幸せは“僕の”責任

これは確か俳優のウィル・スミスさんがインタビューか何かで結婚観について語った時の言葉だったと思う。
本当にそのとおりだなぁと思って、この言葉をどこかにメモまでした気がする。
その後に続いた言葉はたしかこう。
「僕たちはそれぞれ独自で内在的で、個人的な別々の喜びを見つけることにした。それで、個人として幸せになったうえで、それを2人の関係に活かそうって」
結局どこまでいっても、人はみんなまず自分を幸せにしてあげなくちゃいけない。本質的な意味で自分を幸せにできるのは自分だけだし、それは自分だけの責任でやっていかなくちゃならないこと。
だから、恋人やパートナーの有無を聞く前にそのひと個人のことをもっと聞いてほしいと思う。

自分自身にプロポーズを

自分の人生を豊かにできるのは自分自身だし、他人に自分の人生の幸不幸を決めてもらうのってあまりにも違和感。
結婚をしている・していないに関わらず、わたしはまず自分自身を自分自身の手で一生をかけて幸せにしてあげたい。
自分のことを幸せにできないと、ほかの誰かのことなんて幸せにすることもできないから。

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