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オススメ映画紹介するよ! 中村倫也は良い人そう編

中村倫也(以下敬称略)と言えば、バラエティなどではすごく良い人そうですよね。水卜麻美さんと結婚した時も好感度お祝い度高かったし。でも映画では無機質な、何を考えているかわからない人間を演じる機会が多いようです。私の見る限り。そんな中村倫也出演映画を紹介します。脇役もあり。


人数の町

何らかの理由で世の中から弾き出された人たちが、ある種のユートピア的町に集められ、一見意味のわからない活動をさせられる、そんなストーリーです。中村倫也演じる主人公も、その町に向かいます。彼らがそこで行うのは、名前や個人の存在意義すらなく、必要とされる「人数」としての行動のみ。ありえない話ながら、「意外とあるかも」と思わせる不気味さです。果たして中村倫也は脱出できるのか・・・。共演の石橋静河が美しいですね。

水曜日が消えた

事故の影響で月曜日から日曜日まで日替わりの人格を持った青年を中村倫也が演じます。メモや日記を駆使して仲良く暮らしていたのですが、突如水曜日の人格が消えてしまいます。火曜日の人格は一日増えた水曜日に、図書館の司書さんとお近づきになったりします。楽しそうな描写もある一方、他の曜日も次第に消えていきます。ゲスの極み乙女の休日課長がいい味を出していたり、他の映画ではほとんど見たことがない石橋菜津美を発見したり、結構楽しめました。

サイレント・トーキョー

まず映画としてツッコミところが多すぎて、楽しめませんでした。日本で大作映画を作ろうとした時の悪い癖みたいな感じで。現在のテロをめぐる物語に、過去の場面が挿入されてくるのですが、編集がわかりづらかったり。真犯人も早い段階で想像がつくと思います。あのちゃんが渋谷の爆発で吹き飛ばされるのがクライマックスです。

ファーストラヴ

芳根京子演じる女子大生が、父親を殺害。ところが「動機はそちらで見つけてください」として真実を語ろうとしません。主人公である公認心理士(北川景子)は女子大生と接見し、事件の背景を探ろうとします。その過程で弁護士(中村倫也)と行動を共にしますが、実は彼は心理士の夫の弟で、実は以前関係があったりします(ややこし)。この映画では無機質かつ冷たい感じの中村倫也。でも若き北川景子が惹かれるのもわかる存在感です。芳根京子の演技も素晴らしいです。ただし個人的にはハマりきれなかったのも事実。

騙し絵の牙

先に言っておくと中村倫也の存在感はそんなにないです。あてがきと言われる大泉洋のハマり方、主役の松岡茉優の頑張りが目立つだけでなく、宮沢氷魚&池田エライザの美男美女コンビ、その他豪華出演陣が大手出版社を舞台に虚実入り乱れた騙し合いを展開します。出版社の内輪揉めをテレビのニュースバラエティで延々とやるのは現実味ないかなあとは思いますが、「騙されたぁ!」と喜べる人にはオススメです。


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