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オススメ映画を紹介するよ! 河合優実に刮目せよ!編

テレビドラマで話題になっている河合優実さん(以下敬称略)。まだまだお若いのに(2000年生まれ!)映画の出演本数半端ないです。メキメキと頭角を表すには、下積みの時代が当然あったわけです。最近見た作品の中で、ほんの少しだけ紹介します。今回は短めに!

喜劇 愛妻物語

売れない脚本家・豪太は、妻チカや娘アキと3人で暮らしている。倦怠期でセックスレスに悩む豪太はチカの機嫌を取ろうとするが、チカはろくな稼ぎのない夫に冷たい。そんなある日、豪太のもとに「ものすごい速さでうどんを打つ女子高生」の物語を脚本にするという話が舞い込む。豪太はこの企画を実現させるため、そしてあわよくば夫婦仲を取り戻すため、チカを説得して家族で香川県へ取材旅行に行くことに。しかし、取材対象の女子高生はすでに映画化が決まっていることが判明。出発早々、旅の目的を失ってしまう3人だったが……。

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ドラマで初めて河合優実を知った人には是非みてもらいたい。おそらく登場時間は3分にも満たないはずですが、「ものすごい速さでうどんを打つ女子高生」として強烈なインパクトを残しています。実は予告編でもその衝撃一端が見られます。

映画は豪太(濱田岳)がダメダメで、そんな豪太に呆れるチカ(水川あさみ)もギスギスして、エンディングまでになんとかなるの?と不安に思ってしまうストーリーでした。でもひとり娘はいい子なんだよね。また、原作改変する脚本家問題も登場します。個人的に濱田岳はいつもハマらないので、今回もそんな感じでした。大久保佳代子が色っぽさ全開(?)で登場するのも見どころです。

偽りのないhappy end

中学を卒業後に上京したエイミは、故郷の滋賀で暮らす妹のユウに東京での生活を勧める。最初は拒みながらも、なぜか急に東京に来ることを受け入れたユウだったが、引っ越し早々に行方不明になってしまう。そんな中、エイミは同じく妹が行方不明になっているヒヨリと出会う。やがて地元の琵琶湖で若い女性の遺体が見つかったとの連絡が警察からエイミに入るが、その遺体はユウではなくヒヨリの妹だった。

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河合優実が演じるのはユウ。しっかりしていそうだけど、孤独を感じさせ、秘密も抱えている。河合優実の持つ神秘性を生かした配役です。途中で行方不明になってしまうので、出番は前半のみです。物語は途中までいい感じなのですが、後半いろいろ回収できなくなり、少し惜しい作品でした。他にヒヨリ役として最近話題の仲万美が出演しています。

愛なのに

古本屋の店主・多田は、店に通う女子高生・岬から求婚されるが、多田には一花という忘れられない存在の女性がいた。一方、結婚式の準備に追われる一花は、婚約相手の亮介とウェディングプランナーの美樹が男女の関係になっていることを知らずにいた。

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城定秀夫監督、今泉力哉脚本、そしてR15+という、「L/R15」企画。もう一本は監督と脚本を入れ替えた「猫は逃げた」。城定秀夫監督作品については後でまとめて書こうと思います。

本作での河合優実は、古本屋の店主多田に一方的に愛を告げる女子高生岬役。可愛らしくも謎めいて、それでも芯のある女性として、たいへん魅力的に描かれています。予告編でも魅力爆発していますよね! こんな女の子に好かれたら抗えないなって思うでしょ、みんな。

R15+ですが、河合優実にラブシーンはありません。そのあたりはさとうほなみakaほないこか等が担っています。「猫は逃げた」に登場するネコちゃんがこちらにも登場していい味出しています。

PLAN75

少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行され、当初は様々な議論を呼んだものの、超高齢化社会の問題解決策として世間に受け入れらた。夫と死別し、ひとり静かに暮らす78歳の角谷ミチは、ホテルの客室清掃員として働いていたが、ある日突然、高齢を理由に解雇されてしまう。住む場所も失いそうになった彼女は、「プラン75」の申請を検討し始める。一方、市役所の「プラン75」申請窓口で働くヒロムや、死を選んだお年寄りにその日が来るまでサポートするコールセンタースタッフの瑶子らは、「プラン75」という制度の在り方に疑問を抱くようになる。

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この作品では、倍賞千恵子演じる角谷ミチに寄り添うコールセンターのスタッフ瑤子を演じます。死を自分で選んだ老人に対して、電話で話をして不安を取り除くのが瑤子の役目なのですが、ミチに頼まれて直接会うことに。おしゃべりしたりボーリングしたりしても「バレなければ大丈夫なんで」と余裕の受け答え。ミチにとっての心の支えとなります。しかし終盤、死の直前のミチに心動かされる瑤子の姿は必見です。

映画自体はテーマからして重いので視聴は元気のある時をオススメします。

あとはまとめて

まだまだ出演映画はたくさんあります。印象的な作品をいくつかポイントだけ紹介。

由宇子の天秤

他記事で触れました。

河合優実は鍵を握る女子高生役です。彼女の役柄としてはこれまで求められていた通りのキャスティングです。芯はあるけど影があり、裏もあるかもしれないけれど手を差し伸べたいキャラクターです。

ちょっと思い出しただけ

これも他で触れました。

ある意味伊藤沙莉のライバル的存在のダンサーとして登場。美しいダンスシーンもあります。

ある男

謎の男(窪田正孝)がかつて出会った、ラーメン屋のバイト仲間役。いい感じになって、今まで見た中では河合優実史上最も挑戦したであろうラブシーンも演じています。

令和の山口百恵

まだまだ出演作はあり、特に昔を遡ればチョイ役でたくさん出ていると思います。そうした積み重ねがあったから、現在の売れっ子ぶりに繋がっているのだと思います。「令和の山口百恵」という呼び名も伊達ではなく、顔も似ているしクールで落ち着いた演技も素晴らしいです。今後はさらに人気が出ていくでしょう。是非注目してみてください!

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