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お酒が巡り合わせてくれた出会い

よく、Beppu Sake Stand巡のお客さんや知り合った方々に 《どうして韓国料理と醸造酒なんですか?》という質問をいただく。答えは至ってシンプル。それは私が在日コリアンだから。そんな在日コリアンの私が、どういう経緯で韓国料理×醸造酒を掛け合わせるようになっていったのかを書こうと思います。

2015年11月に開業したurichipというカフェを始めて2年目の春。urichipは韓国料理のカフェなんですが、日本酒の美味しさに気付きランチのみのカフェ営業だったにも関わらずお酒メニューもオンリスト。もちろんごく稀に迷い込んできたお客さんや、よっぽどのお酒の虜であるお客さんくらいしかお酒は頼んでこない。そんな中、とあるお客さんが《今度そにちゃんの料理で日本酒会してよー!酒屋の子紹介するから!》と声をかけてくださったんです。もちろん二つ返事でOK。そこで紹介していただいた酒屋が “ 丸田酒舗 ” の店長であり2代目のしんやくんでした。

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日本酒の会を持ちかけてくださったお客さんが日本酒好きな方々に声をかけてくださり、丸田酒舗セレクト&持ち寄り日本酒で韓国料理との日本酒会!

料理は旬のお野菜を使った自家製キムチナムル・ポッサム(蒸し豚)etc…しんやくんが日本酒の味わいについてプチ講義をしてくれ、後は韓国料理と日本酒を合わせながらわいわい楽しみ気づけば25時とか(笑)店内は始終笑い声が響きみんなの火照った笑顔や綺麗に平らげてくれた空っぽのお皿をみると、自分が作った料理でお酒がもっと美味しくなって韓国料理と日本酒の意外な組み合わせが合うという新たな発見、そしてみんなが笑顔になり、そんなみんなの笑顔を見ると初めての試みで緊張していていましたが、会を終えた後は充実感に満たされやり甲斐を覚えたのでした。

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本当によく飲んだ。笑

これを読んでくださってる日本酒好きな方は、日本酒と韓国料理!?ってきっと疑問?不思議?に思ってるはずですよね。次回は私がつくっている韓国料理と醸造酒のペアリングについて書きますね。

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