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起業型協力隊の活動が始まっています

こんにちは、菊原です。

曽爾村もだいぶ暖かくなってきて、お昼は大変良い陽気です。

職場への通勤の散歩がなんとも心地よく、移住してきてやっぱり良かったなぁ、とあらためて実感します。

さて、この2月に起業型地域おこし協力隊の選考会が曽爾村役場で開催され、4月から2名の協力隊が着任し、活動を始めています。


『地域おこし協力隊』の制度、私自身が経験したからこそ実感するのですが、地域に来ても、はじめは右も左もわからないことばかり。そして、知り合いもまったくいない状況からスタートすることが多いんです。

また、私の場合(村役場から「移住定住」というようなざっくりしたテーマは与えられていました)のように、具体的に取り組むことを自分で考えなければいけないケースも多いです。誰かが課題を定義して、やることを教えてくれるわけではないんですよね。

ということは、実は企画者(構想を描き、行動計画に落とし込む、そして経済的に成り立たせる)としてのスキルが、着任当初から一定程度求められていることになります。

何をするかも「白紙」、そして知り合いもほとんどいない。こんな状況から協力隊の活動は始まります。そして、3年後には制度が終了し、一人前として自立する必要があるこの制度、なかなか甘いものじゃない、というか、しっかり考えれば考えるほど、結構厳しい制度だと思うんです。。。

さらに、今回着任されたお二人も、わたしと同じようにこれまで起業を経験したことのない方ばかり。

やったことナイ、やり方わからナイ、知り合いいナイ、ここがどこかもよくわかってナイ。

ナイナイ尽くしから始まる協力隊の活動ですが、私の場合は、着任当初から、役場の担当職員の方が親身にいろんなところに一緒に連れて行ってくださり、村内の人脈づくりの最初の一歩を後押ししてくださいました。

そこから知り合い、そして知り合いの知り合い、を伝って、どんどん村の中で人脈を広げていくことができたことで、今の状況があるのかな、と感謝しています。

本当に、今があるのは、その時の役場の担当職員の方の「おかげさま」なんです。


その恩返しではないですが、4月から新しく着任された起業型協力隊の方々にも、同じように人脈づくりの入口を用意してあげたい。そんな思いから起業型協力隊と村内の事業者をつなげる「村内交流会」を開催し、村内人脈を広げるお手伝いを始めています。

4月には、曽爾村の観光協会の方や、曽爾村でレストランを経営されておられる方とともに、これまで取り組んできたこと、そして、これからやってみたいことをお互いに意見交換しあいながら、夜遅くまで楽しく親睦を深めあいました。

SONI SUMMITのコーポレートブランドは、「ふつうに暮らす、そっと寄り添う」です。協力隊のお二人が村内で心地よく「ふつう」に活動を進められるよう、まず初めに村内のいろんな方々と顔つなぎできるようなお手伝いを、「そっと寄り添う」形で地道に続けていきたいと思います。


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