お散歩日誌 ~吉川八幡宮~

先週のお話である。
どうも、仕事でもうまくいかず、忙しい日々に些細なことから怪我までしてしまい、なんともいたたまれなくなったのもあり、ちょっと苦しいときの神頼みにと近場の集落の神社に赴いた。

神社の名前は吉川八幡宮。
岡山県は吉備中央町の吉川地区集落にあり、私の住んでいる吉備高原都市から程近い場所にある。
規模としては小さめで、特に宮司や神主が常駐している雰囲気はないものの、隣に吉川公民館があることから周りはわりと整備を受けているようだった。

車を吉川公民館に停めさせてもらい、徒歩1分。
鎮守の森が繁る中に堂々とした佇まいである。
公民館にいたおじさんの話では、平安時代、永長元年に現在の地に創建され、幾度か改修や改築が行われてきたとのこと。
現在の社殿は江戸の頃のもので、昭和に一度解体修理が行われたらしい。

例大祭は当番祭と呼ばれるもので、吉備中央町役場協働推進課のホームページより抜粋するに、

10月1日に【当ざし】と呼ばれる祭りの主役を決める行事から始まり、代々伝わる手順にのっとって1ヶ月間かけてすすめられ毎年10月の第四日曜日には【大祭行事】が行われます。県指定重要無形民俗文化財に指定されている神事で、裃(かみしも)を身につけた供人や、白装束の当番様が行列する様子などは、まるで現代ではなく絵巻物を見ているかのような神秘的な雰囲気が漂います。その様子に魅せられ、遠路はるばる毎年見学に来る観光客も多いお祭りです。

https://www.kibitabi.jp/toubansai/

とのこと。
わりと吉備中央町という町は不思議なものが多いが、これもまた、不思議な伝統文化のひとつであろう。
とりあえず、日々の健康と、悪縁を断ち、良縁を結べるように、日々の生活を見守り手助けしてくださいと祈念して帰宅しました。

この日行った神社の概要。
吉備中央町役場教育委員会ホームページより。https://www.town.kibichuo.lg.jp/site/kanko/34.html

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