災害時

今回の台風10号により、被害を受けられた地域の皆様にお見舞い申し上げます。

東京もいくつかの地区で避難が呼びかけられていました。
わたしが住んでいる場所ではそのようなことはありませんでしたが、
被害の大きかった地域の障碍者たちが安全に避難できているのか気になっています。

視覚障碍者に限ってお話すると、
避難場所がわかっていたとしても、大雨やいつもとちがう人の流れなど
イレギュラーな状況では道に迷いやすく、物にぶつかるリスクも高くなります。
無事、避難場所にたどり着けたとしても、知らない場所で自分がどこにいればよいのか、
休める場所はあるのか、お手洗いの場所はどこなのかなど、わからないことがたくさんあると思います。
人に聞けばよいのかもしれませんが、非常事態では、周囲も自分のことで精一杯で、うまく援助依頼ができない可能性もあります。

災害時はまず自分の命と安全を守るように行動してください。
それでも、ほんの少し余裕があったとしたら、周囲で困っている人にも目を向けていただけると、とても嬉しいです。

台風ではありませんが、2011年の東日本大震災の時、東京はわりと早く日常が戻ってきましたが、
そんな中でわたしが住んでいる地域の計画停電についての情報をわかりやすくまとめてメールしてくれた友人がおり、とても助かりました。

最後に、過去の自然災害で、障害があることを理由に入所を断った避難所があったことも付け加えておきます。

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