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若さの秘訣はやっぱりあれです

わたしの視力がいよいよなくなりそうで、盲学校への入学を考えるようになった時に、母は一緒に点字を学んでくれたのだと思う。
それ以来、わたしが読みたい本を点訳してくれたり、宅急便の中身がわかるように点字をつけておいてくれるようになりました。
点訳とは、目が見えている人が読む普通の文字を点字に翻訳することです。
ちなみに、点字と言うと指先で読むイメージかもしれませんが、
目が見えていて点字のわかる人は、普通にその凹凸を目で読んでいます。

定年後、母は点訳ボランティアのグループに入りました。
そこでは市の広報誌や、地域の視覚障害者がリクエストした本などを点訳しています。
もう十年以上になるのかな。
母はまだ心身ともに元気だけど、
点字の読み書きは頭の体操になるし、
手を動かすことも脳によい気がする。
それに、点訳活動のために街にでたり、グループの人たちと接するのもよい刺激になっているはず。
先日、90歳の方がグループに入ってきたと聞いてびっくり❗️
新しいものに関心を持っことは若さの秘訣なのかもしれない。

母はそれ以外にも庭の草むしりや花の世話をしたり、雪が積もれば雪かきをするから、足腰もじょうぶなのかな、とも思います。

きわめつけは毎朝のラジオ体操。
NHKでやっているラジオ体操の番組を見ながら一緒に体操しているのですが、
伴奏をするピアニストさんがイケメンだととても喜んでいます。
実のところ、これが一番若さの秘訣なのでは⁉️
恋人や配偶者の有無に関わらず、
日常にときめきを感じる瞬間があるということは
いろいろな原動力になるんじゃないかって、
わたしは思っているのです🥰

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