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読書記録

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記事一覧

孤独と細胞壁

きっかけはこちらの記事である。 twitterのタイムラインでちょうど見かけて、一人で読もうとしたのだが、私の教養が足りず理解ができず、友人2人に手伝ってもらいながら解読をした。 その説はどうもありがとう!おかげで内省も捗ったし、素敵な本に出会うことができました! その回をきっかけに『ヘンリー・D・ソロー』という人物を知った。 有名な書籍は『森の生活』だろう。私はまだその本は読んだことないが、noteの記事をきっかけに、なぜソロー氏がそのような考え方をするようになったのか

知性と気高さと年月と

とある本を読んでいて、ふと高校時代にALTの先生が言っていたことを思い出した。 読んでいたのはこちら。ちょうどその先生を思い出すエピソードが本にあった。友達が「美湖さん自転車好きでしょ!」と貸してくれた。実際、読んでて作者の語り口調がおもしろくて読んでて楽しいのと、どこか考えさせられるところがあった。 私が通っていた高校は純粋な英語科や国際科ではなくちょっと変わった学科だった。あまり詳しく書くとバレちゃうので書けないけれど、とにかく変わった学科だった。強いて言うのであれば、

"好き"から離れていく感覚

好きになればなるほど、知りたくなる。 知れば知るほど、好きになる。 しかし、求めれば求めるほどどこか遠ざかっていくような気がする。 けれど、その遠くなる距離にどこか安心感を覚えるのだ。 そんな感覚に見に覚えはないだろうか? 恋?ロマンス?そんな生半可なものじゃない。相手は人間じゃないのだ。 私の感覚で言えば、対人間であれば、遠ざかることはないように思う。むしろ近づいてくる。近すぎて、「うわ…、離れろや…」ってなる恒例のやつだ。どこにも私の望む安心感はない。 そんな風に考

人生の方程式はゆらぎだらけだ。

以前、こんな動画を見た。 興味のあるゲームさんぽは見ているのだが、中でもこれらは爆笑しながら見た記憶がある。印象に残ったのは詳細な言葉は忘れてしまったのだけど、「戦争なんてしてる場合じゃないですよね」みたいに言っていたことだ。 んでもって、最近はこの本を読んでいる。まだ読み終わっていないが、シェアだけしておこう。たぶんこれも紙で購入する。 14歳のための~…みたいな本を何冊か出している方で、その総集編…みたいな印象のある本だ。新書くらいの厚さしかないので、読みやすい方だ

恋の季節

ここ最近、都々逸熱が再熱して、本を読み漁っていた。短歌や俳句も良いが、より人の営みや情景、情緒が表現されているような感じがして都々逸が好きだ。 ちなみに、都々逸とは、 江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された、口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。 ものだ。有名なのがいくつかあるが、口ずさんでみると意外とリズミカルで口馴染みがいい。 さて、冬について語りたいことばは想いを散らしてしまう ふたり黙つて冬の酒 色恋抜きだという猪