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~sonar-uが目指す未来~「イベント主催(ライブ会場等)」編

一般的にはライブビジネスが好調なのは皆様ご存知の通り。2008年と2018年を比較すると・・・

〇公演数→2倍で1.5万本が3万本。
〇入場者数→2.2倍で2千2百万人が4千8百万人。
〇売上3.4倍→1,074億が3,448億。
(抜粋)
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC) http://www.acpc.or.jp/marketing/transition/

素晴らしいですよね!!何故こうなったのか??

いろんな背景はありますが、私が着目してるのところは
興行が多様化 して一方通行のコンサート型から
参加・体験型(僕の中ではアミューズメント化って感じ)への変化 となっているところです。
代表的なものはフェス ですよね。

ちなみに上記は平均1,000人動員の興行のデータなので、我々sonar-uのライブ「街中エンターテインメント」 だけの市場のデータとは異なります。
※sonar-uがお届けしているライブ(イベント)を「街中エンターテインメント」と定義しております。

しかもですよ、人口推移平均所得の推移からすればこの数字は驚異的なんですよ。
10代の人口は、私が10代なりたてほやほや時代の約30年前からほぼ半分ぐらいになってますから。行く末恐ろしい。

(抜粋)
人口の推移と将来推計(年齢層別) - 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001123470.pdf

昔と今では人口が減って・・・更に残念なことに収入に関しても減収なんですよ・・・
しかも所得格差も大きいとなるとほとんどの世帯は20年前から2割近くは減っているわけで・・・。
そんな中、数字を伸ばしている参加・体験型は素晴らしい!!

(参考)
K's Strategy.
(日本人サラリーマンの平均年収の推移と中央値について。)
http://k-strategy.net/japanese-average-annual-income

ならばどうする??

音楽業界に関わらず・・・未来に希望なんてありゃしない・・・
って話かもしれませんが、昔のようなコンサート型だけを街中のエンターテインメントが繰り返したところで人口と所得で数字が減ってくるのは当たり前でして。

フェスとか見習って参加・体験型に変えていこう!!

飲食市場やアミューズメント市場をターゲットにしないといけないって
私が思ってるのはそこなんです。
街中のエンターテインメントと名付けているのもそういう意味なんです。

しかも、これから高齢者の方も多くなる時代ですし、外国の方も増えてくる時代となると益々、身近な街中エンターテインメントにはチャンスがあると思っているんです。
大型フェスよりも身近な参加・体験型の遊びが今後重要になってくると思うんです。

鼻で笑われるかもですが・・・。
私・・・・街中エンターテインメントの市場価値が高いと本気で思っているんですよね。(笑)

メディア含めて様々なものが集中から分散していく中で興行も集中から分散していく時代になると思ってまして。

しかしながら、街中の興行でコンサート型からアミューズメント化になるのは今の文化だと非常に難しいって思ってます。

経済的には街中の興行だけで見るとキャパの問題もあるので収益が労力に見合わないし、出演するアーティストもライブ会場のイベントではコンサート型が主流なので、ライブ会場の中で参加型・体験型のアミューズメント的なイベントをやるとなると抵抗感があったりします。(平気なアーティストさんもいますが、基本的には主役じゃないとモチベーションが下がる傾向です。)
そういうのあんまり無かった文化だから仕方ないです。

海外のライブバーやクラブで遊びなれた外国人が空気感の違いにビックリするってのもある話で・・・・この文化を変えるためにはどうするか・・・・

アーティストに対してもオーディエンスに対しても文化の浸透が重要になってくるって事なんです。

参加型、体験型の街中のエンターテインメントといえば
サーキットフェスとかもその一コンテンツですよねー。最近増えてきてますし。

もちろん上記の話はプロフェッショナルのライブ会場経営の皆様は、ご存知の話ですし日々創意工夫を考えている事かと思います。

そういう文化作っていきたい!!浸透させていきたい!!
という思いは絶対あると思ってます。
現場で実際話させていただいたら共感してくれる方も多いですし。
だから協力してくれている会場もいるので。

しかしながら、目の前の売り上げが大変なのがこの業界です。
思いはあっても仕組みをがらっと変えてしまうと・・・

我々がお付き合いしてきているライブ会場の仕組みを変えるとなると・・・経営の立場なら・・・かなりリスクです。。

それがまずsonar-uという他人の時間とお金で文化創造してくれたらどうでしょうか。
自分たちの集客ツールができて、トップアーティストの市場と同じぐらいの情報量の街中エンターテインメントの常連の食べログができて・・・
※前々回のライブマスター編を是非読んでください。

アーティストも沢山のお客さんの前で演奏できるという事ならばライブ会場に出演したいアーティストはたくさん集まるでしょう。

となると・・・出演のハードルは上がるのは必然です。
今の平均集客の2倍や3倍、いつも賑わう会場となる事が実現すれば・・・どうなるのか・・・

集客が常にあり人気公演がキャパで人が入らなければ配信や広告などでキャッシュポイントを作る事が重要になってきます。Mudiaもそのチャレンジの一部です。オフラインの砂漠化市場にオンラインからの水脈を作るという事です。メディア力があればチケット代に頼る必要はありません。

また人が集まる場所が可能になればオフラインでもキャッシュポイントが多くなります。ビュッフェを用意してドリンクフードもセットにしても満足度が高まります。居酒屋で飲むお金をほんの2~3割ほど街中エンターテインメント市場に落としてもらう考えです。イベント当日に出演していないアーティストの音源を流すことでグッズ販売委託を受けてレジで通す事も可能だったりするでしょう。

更には街中エンターテインメントを日常で遊んでいるオーディエンスsonar-uでいうと「ライブマスター」をメディア化していく事で街中エンターテインメントならではのスターを作る事ができると思ってます。youtubeとTVのスターが違うようにユーザーの作るスターとメディアが作るスターは違うのです。しかし、今動画メディアではお金と人の流れが急激に変わってきてます。ライブマスターが作るスターが価値が高くなるという事だと思います。

ライブ会場が音楽事務所としてsonar-uを利用したいってお話頂ける事も少しづつですが増えてきました。
それも一つの大きなキャッシュポイントとなると思います。

sonar-uのアーティスト編を読んで頂いたらわかりますが、頑張っているアーティストは実際に集客があるし、たくさんイベント出演する事が会員のためになるので出演意欲は高いです。また、演奏の場が増える事はスキルアップにもつながります。

ですので、直近はアーティストのキャスティングツール、集客ツールとして活用して頂き、「ライブマスター」の楽しい毎日を一緒に提供し、「ライブマスター」が未来の顧客の創造に繋げてもらって、一緒に文化創造できればうれしく思っております。

ちなみに、会員入場につきイベント掲載フィーをお支払いしてますが現在1会員の来場単価は300円~500円(変動型)ほどです。
プラスサポート機能がついたので今後少しづつ単価はあがっていくとも思います。
さらに未来の市場への投資効果がある。チケット単価をあげるしかない課題を仕組みで解決していければと考えております。

ちなみにアーティストサポートのように動員が多くなれば多くなるほど還元率がアップする仕組みもあるのでもっと詳しく聞きたいぜーー。って方はお問い合わせ頂ければと思います。

長々とすいません。

という事でsonar-uは文化創造事業で足は長いんですが、とても大きな市場価値の高い街中エンターテインメント「イベント主催者(※ライブ会場等)」「アーティスト」と共に創り、「ライブマスター」を増やしていこうって事業なんです。

この話を私が音楽を現役でやっていた時に大変お世話になっていた音楽でお仕事されている方々にお話ししたら・・・「大変だからやめとけ!」ってかなり言われました。
でも目の前にチャレンジできる権利があるならした方が良いって本田圭佑さんがミランの「10」番を背負ってたので・・・・
私もチャレンジしてみよう!!って思った次第です。

とにかく絶対街中エンターテインメントはくると思ってるので
できる事を善力で引き続きやってこうと思います。

ライブを非日常から日常へ。
今はまだ旅の途中。

きっと未来はsonar-u(そうなる)ソナーユー

旅は続く・・・

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