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“経理のプロとしての知識経験を、会社のナレッジに!”経理担当の新しいチャレンジ

こんにちは、N川むすびです。
本日は同じバックオフィスチームで活躍中の経理のT谷さんにインタビューしました!

経理の楽しさ、やりがいを教えてください

(N川)経理は細かい数字が多く、専門知識も必要で、経験のない人からはとてもとっつきにくい仕事のように感じるのですが、経理の楽しさは何ですか?

(T谷)経理という仕事は、その業務内容をよく知らない人々からは地味・何やってるかわからない・電卓が友達などというマイナスイメージを持たれがちですが、実はダイナミズムのある面白い仕事なんです。

私の感じる経理の楽しさ、やりがいを3つ紹介します。

①経営判断に関わることができる
経営とは判断の積み重ねです。判断には客観的な材料が必要です。経理は経営判断のための客観的な材料として会社の会計数値を提供することが出来ます。経営陣に情報提供を行いつつ、専門家として意見を述べることで経営に参加することが可能です。

②誰がやっても同じ仕事ではない
経理の仕事の一つとして、財務諸表の作成と税金の申告書の作成があります。
これらは一定のルールのもとに作成されますが、誰が作成しても同じ数字になるとは限りません。作成担当者の知識や能力で数字が大きく変わることもあります。
ルールを守りつつ会社の理想とする内容の財務諸表や申告書を作成するということに担当者のウデが試されます。

③スキルアップ・キャリアプランがわかりやすい
経理業務は専門性が高く、さらにそのなかでも細分化されます。細分化された業務をひとつひとつこなせるようになることでスキルアップが可能であり、自分は何が出来て何が出来ないのかも一目瞭然です。必然的に自分が理想とする未来にはどの業務経験が必要ということもわかるので、キャリアプランが立てやすいです。

「決算の読み方勉強会」を開催し、社員の知識のボトムアップを!

(N川)今期からスタッフ向けに開催している「決算の読み方勉強会」は画期的ですね!どのような思いから始められたのでしょうか?

(T谷)私の所属する部署はinvolve div.といい、直訳すれば巻き込む部署です。通常の会社であればバックオフィスに該当する部署ですが、私たちはバックオフィスから社員を巻き込んでイノベーションを起こすことを命題としているのでその名になっています。
私の専門は会計なので皆を巻き込んで会社全体のファイナンスリテラシーを引き上げたいという思いは常々ありました。ただ会計に縁のない人はとことんないものですし必要にかられないかぎり自分から勉強する人もまれでしょう。ですが実は会計というのは言語のようなものであり、その言語さえ習得してしまえば日本だけでなく世界各国の企業の会計情報が読めるようになります。またそうなればクライアントと面談する際などに、会計情報にアクセスして事実に基づいたデータから提案書を作成するというようなことが出来るようになります。さらに、投資や転職時にも役立てることが出来るでしょう。

そこでビジネス面でもすぐ使え、プライベートも充実させることができるファイナンスリテラシーの向上を、各企業の決算を読むということで実現させる「決算の読み方勉強会」を実施することにしました。現在は第3回まで開催されており、C2CビジネスやSAASビジネスでの決算の読み方、重要指標の紹介、および今後の予測や話題となったM&Aの裏側やどのような思惑でそのディールがされたかなどの話をしています。今はまだ論点をP/Lメインにしていますが、後々はB/Sも絡めてより充実させていきたいと考えています。

今後、経理として目指していきたいことは何ですか?

(T谷)「過去数値の集計」・「現在数値の把握」だけでなく正確な「未来数値の予測」と「未来価値の創造」ができるようになりたいですね。

(N川)T谷さんありがとうございました。
同じinvolve div.の仲間として、経営陣のみならず、会社全体を巻き込んだ施策にとても刺激を受けます!今後もさらなる活躍を楽しみにしています👍

#総務 , #バックオフィス , #経理 , #決算

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