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新規就農の現実。1000万の初期投資をする覚悟があるか

どうも!お晩です! 
三度の飯より酒が好きなウージーです。 

さて、昨日は新規就農のために、就農予定地である福島県の会津坂下町役場に相談しに行って参りました。
その時のことについて書いていこうと思います。
単刀直入に言うとめった打ちにされましたw
マジで農業は甘くない!まだまだ勉強不足でした。
でも厳しいことを言ってもらえたおかげで、ちゃんとした覚悟ができました。ありがとうございます! 

農業は甘くない

はい。すみません。
舐めてました。農業。 
一応、ネットで調べたり、本を読んだりして農業の厳しさについては軽く学んだつもりでしたが、まだまだ甘かったです。

昨日は、役場の農林振興班の方2人と農業普及所の方が2人
そして、僕。

完全包囲の中で始まった面談。 
「君はどんな農業をやりたいんだ」まず、そう聞かれました。
それに対して僕がやりたい農業について、色々と喋りました。
 「なるほど。志は立派なようだね。でも、それで食っていけると思う?
それをどのぐらいの面積で栽培すれば、どのぐらいの収益になると思う?」
そう突っ込まれて、言葉に詰まってしまいました。
完全に僕の勉強不足ですね。
軽い気持ちで面談に臨んでしまっていました。

 新規就農して2、3年で辞めてしまう人も多い

最初の面談で厳しい意見を言うのにはちゃんとした理由がありました。
新規就農したのはいいけど、2、3年で辞めてしまう人が多いかららしいです。

僕は農業次世代人材投資資金を活用しての就農を計画しています。
この補助金は次世代の農業を担う人が、経営が安定しない最初の数年間を支えるための投資資金です。
これは国からのお金なので、国民の皆さんからの税金で賄われているお金です。
なので、中途半端な気持ちで農業をやりたいと言っている人に対しては渡したくないわけです。
そして、このお金には予算が決まっているので、それぞれの都道府県割り当てられている予算の範囲があります。
これを農業に対して中途半端な気持ちの人に渡してしまうと、本当に強い気持ちで農業をやりたい人に届かなくなってしまう可能性もあるんですね。
そしてやっぱり、これを生活が苦しいからいう理由で利用している人も少なくないとか。
 だから、最初のうちに厳しい意見を伝えることで、本当にやる気のある人なのかどうかを見定めるためにやっているそうです。

 農業で食っていくなら覚悟が必要

すごく現実的な厳しいご意見をいただいて、やっとリスクを負って挑戦する覚悟ができたような気がします。
野菜を栽培するにはまず、ビニールハウス等を活用せずに自然の中で栽培する露地栽培かビニールハウス等を活用して栽培する施設栽培のどちらかを決めなければいけないんです。
施設栽培を選択すれば、ビニールハウスを建てる費用が必要になります。
どんなハウスを建てるかにもよりますが、目安の初期投資として1000万円と言われています。
たけぇ〜〜!!!! 

初期投資で1000万は流石にビビりますよね。
借り入れをする場合はスタートから1000万円の借金をすることになるんですね。
でも、露地栽培にすればそんなに初期投資はかからない。
それぞれのメリット、デメリットに関しては今回は割愛しますが、スタートからそんな借金をすることにはやっぱり抵抗があるじゃないですか?
でも、現実問題、新規就農だったら最初は施設栽培にしたほうが絶対にいいんです。
天候に左右されないから。

新規就農にはそのぐらいの覚悟が必要なんです。
1000万円の投資ができる覚悟がないなら農業はやらない方がいい。
今回の面談までは、僕も覚悟が決まっていなかったのですが色々とお話を聞かせていただいて、やっと覚悟ができました。
農業はマジで甘くないです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!! 

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