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懇親会・パーティーでのビール、グラス【2010年代のUnityイベントマネージャー回顧録 vol.7】

BtoBのイベントで定番の懇親会というのは、カンファレンスやエキスポ、勉強会などの後に参加者やスポンサー、関係者が集まって行われる打ち上げ会みたいなものですね。

会場となる部屋やお店に集まって食事を楽しみながらご歓談しましょうという場なんですが、参加する方々が楽しんでもらえるような試みをいくつかやったことがあり、今回はビールとグラスの話を書いておこうと思います。

UnityグラスとUnityビールで乾杯しよう!

イベントの懇親会は、食事や飲料を提供する都合からイベント本体の参加費とは別に参加料を取ることが一般的なのですが、どうせなら前向きに参加してもらいたい・参加者を増やしたいという思いからUnityグラスとUnityビールで乾杯しよう!というキャンペーンを企画しました。

参加するとUnityロゴの入ったビールとグラスが1本ずつもらえる(グラスは使用後にお持ち帰り)というものでした。Unity Solutions Conference(USC)2015で企画したのが初だったと思います。懇親会費はグラスとビールがもらえる分だけ上乗せして3,900円くらいだったかな。それでも好評で、その後も大型カンファレンスのUniteや、Unity VR EXPOなどの中小規模イベントの懇親会で定番の催しとして何度か実施しました。

かんぱ~い!
かんぱ~い!!

イベントの発表(プレスリリース)で出せる画像ってイベントロゴやキービジュアルなど、綺麗だけど面白さはないものが多いんですが、ビールやグラスのビジュアルは引きがあって良かったです。

当時用意したPR用画像

Unityビールはサッポロビールのフォトビー(旧わくわくブルワリー)というサービスで制作・発注していました。16本入りで 7‚560円、単価473円でした。普通にお酒を用意しても1本数百円はかかるので、ラベルのデザイン費がかかることを考慮してもコスパは悪くなかったです。ちなみに最低ロットは3本からで、個人規模のお祝いや結婚式などでも使われていたようです。

フォトビーは残念ながらサービスが終了してしまいましたが、「ビール オリジナルラベル」とかで検索すると同様のプリントサービスがヒットするので、イベントや冠婚葬祭で興味のある方はご検討くださいw

フォトビーにはヴァイツェン、ピルスナー、ダンケルの3種類があったんですが、カラー分けするとなかなか絵になる感じで良かったです。ズラッと並んでいる様は映えるので写真を撮る方も多く、ツイートなどSNSでの伸びもはっきり手応えがありました。

グラスは1個当たり約600円で作れました。こちらは色んな業者さんで取り扱っています。ビールと合わせて1人当たり1100~1200円くらいのコストですから、懇親会費を1000円割り増しすればほぼ回収できる計算になります。

ただ、その場で使ったグラスを持ち帰ることになるので、会場(お店)に交渉して洗ってもらえるようにする必要があるのと、空き箱に入れてお渡しする体制を準備するのがかなりの手間でして、Unityビールだけにすることも多かったです。グラスを持っている方は結構貴重ですねw

また、懇親会は専用のスポンサーを募集することも多かったのですが、日本マイクロソフトさんにご協賛いただけたケースが多く、ビールのラベルに同社のロゴやHoloLensのロゴをプリントすることもありました。

懇親会の挨拶を担当者の方がするんですが「この懇親会は自社のスポンサードで開催してます」とPRするのも説得力を出せてご満足いただけましたw ありがたいビールをお飲みになってくださいまし!

HoloLensロゴの入ったUniteビール

ビールがいけるならワインも

瓶の飲料のラベルはさほど高額にならず特別感が出せると知って、ワインもつくってみました。

左側からミネラルウォーター、大ボトル、個包装されたミニボトルのワイン
大ボトルは展示用に用意して、後日スタッフが美味しくいただいたような……
写真には残ってなかったのですが白ワインも制作しました

2015年末にやったUnity道場第0回で、クリスマスの時期だったので持ち帰り用の洒落たお土産としてやってみました。ラベルにプリントする文字をフランス語にしたいということで、ワインに詳しい社内の方にヒアリングした覚えがありますw

当時の発注先はココロワインさんでした。ミニボトルはもうなくなってしまったかも。

先に述べたとおり、こうした名入れサービスは個人規模のお祝いや冠婚葬祭でも利用できると思います。ソフトドリンクやお菓子でもありまして、オリジナルプリントのコアラのマーチを作って親戚の子供に送ったら驚かれたことがありますw 親戚オジサンとしての株も上がるので、興味のある方はぜひ試してみてくださいw

(記事協力:谷川 敬章)

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