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【オープン社内報#47】「ってふつうは思うじゃん」思考法

こんにちは。株式会社ひらくの染谷拓郎です。

 GWがすでに遠い過去。僕はほとんど家にいたら終わってしまったのですが、円安の影響もありインバウンドの旅行者がたくさん日本に来ていました。いま箱根本箱の3~4割は外国人のお客様をお迎えしていて、それに合わせて、今回台湾の映画監督や撮影チームをお呼びし、海外向けのプロモーション映像を撮ってもらいました。どんな仕上がりになるのか、とても楽しみです。

 先週金曜日のたった半日だけでしたが、台湾のクリエイターの方達の撮影風景を見ていて、撮影するポイントやインタビューの質問の仕方、ご飯の食べ方などをみていて、同じところもあれば、違うところもあるなと面白く見学しました。

 いつも企画を立てる上で、なるべく柔軟に価値観を変えたい(あるいは、複数の価値観を同期しておきたい)のですが、どうしても自分の価値観が固まってしまうことはよくあります。忙しかったり、あまり面白くない条件だと、自分の手癖で出してしまうこともあるかもしれません。

 2年ほど前、そうなりそうな時にある一言を繰り出すだけで、ちょっとだけアウトプットが変わることに気づきました。それは何か答えを出した後に、「ってふつうは思うじゃん」とつぶやくだけ。これをつぶやくだけで、自分の価値観でオートマティックに出された答えに別の視点を与えることができます。それ依頼、割と日常的にこの言葉を頭のなかでつぶやいています。

 「朝ごはんには、ごはんと味噌汁と焼き魚を食べます」「ってふつうは思うじゃん。朝からお鍋にしてみたら野菜もたくさん取れていいよね。野菜切るだけだから簡単だし」

 「高校を卒業したら大学に進学して会社に就職します」「ってふつうは思うじゃん。でも高校出てからまず働いて、学ぶことがみつかってから大学に入ってもいい。」

 とか、こんなふうに、別の視点を自分に持つことができます。現に僕は野良犬のように思いつくままに本を読み、仕事をしてきたので、いびつな知識と経験しかもっていません。これから先、もっと大きな器に料理を盛るためには、大学に入って体系的に学び直してみたいなぁと思ったりすることもあります。

 すでにもう当たり前に「書店は本を買うところです」「図書館は静かに本を読むところです」という価値観に対して「ってふつうは思うじゃん。」からはじまる業態が全国に広がっていますよね。僕がいうまでもなく、世界中で「ってふつうは思うじゃん」によってクリエイティビティが促進されてきました。ゼロの発見も、地球の自転も、ふぐを食べたことも。

 ということで、なにか自分の価値観が狭くなっているなと思った時は、この魔法の言葉をつぶやいて、もっと柔軟な企画を立てられるようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もがんばりましょう。

染谷

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今週の「うれしい」
新緑の季節に合う音楽を探すのが楽しいですね。こないだ車を走らせていて、朝はアイアン&ワイン、昼はキャロル・キングとジェイムス・テイラー、夜はアメリカンフットボールがグッとハマりました。

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