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【ひとり旅】茨城・水戸にいってみた

行き先決定

ひとり旅をするにあたり
・きれいな景色
・おいしい食べ物
これを求めて出かけることにした。

最初は神戸で神戸牛と異人館、港で解放感を!
と考えたがコロナウィルスによる阪神間往来の自粛要請を受けやめる。

きれいな景色といえばやはり花だ。
そして急遽ひとり旅を決意した時は猛烈にラーメンが食べたかった。

なので
・偕楽園で梅を見る
・水戸藩ラーメンを食べる
を主目的に出発した。

梅の咲き具合

偕楽園駅につき、まずは目の前にある常磐神社にお参りした。

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左側の約年表で今年が本厄だということに気づきつつ、旅の無事をお祈りした。

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おみくじをひくとなんと大吉だった。ささやな幸せを一人で噛みしめるのも悪くない。

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このようなフォトスポットもあり、自撮り台も併設されている。
私のスマホはうまく台にセットできなかったため無人のまま撮影する。

さて常磐神社から横道を行けばすぐに偕楽園である。

ぐぐったところちょうど「梅まつり」をやっていて、しかも新幹線でも偕楽園駅が臨時開業中であった。

「梅の盛りはすぎたが、遅咲きのもののある。桜もあるというからどちらも楽しめるかも」
そう予想していた自分の頭の中が一番お花畑であった。

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咲いてない…

ほとんどの梅が終わっており枝振りをたのしむ感じであった。
随所から聞こえる「終わってる」「咲いてたら見事だろうね」の声を小耳に挟みつつ広大な梅林を歩いた。

でもいいお天気だったし、咲いている梅を見つけるのは楽しかった。

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手前みそだがなかなか可愛く撮れている。

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竹林も美しい。

テンションをたもちながら向かったのが園内にある好文亭である。建物内はプラス200円だがテンションをあげたいのもあり入ってみた。

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好文は梅の異名だそうだ。名付の由来がかっこいい。

入り口の寒緋桜が美しかった。

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この好文館が本当によかった。
各部屋のふすまには四季折々の花が描かれている。

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梅の間にはここで詠んだ北原白秋の歌も。
実物の梅でなくても心揺さぶられる北原白秋を見習いたい。

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二階にも登れる。萩(うろ覚え)の絵も美しい。

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二階からは千波湖が見える。気分は藩主でとても気持ちよかった。

好文亭でテンションがあがり梅ソフトを食べながら水戸に向かった。

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梅の実もたしか入っていた気がする。おいしい。

水戸藩ラーメンと茨城タンメン

水戸駅南口に出て、レンタサイクルを借りた。
南口から自転車で10分くらいの場所に水戸藩ラーメンのお店があるのだ。

だが…

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ランチタイム終了…

仕方ないので道中にあった茨城タンメンのお店に入った。

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白菜と豚肉がたっぷりで、あっさりめの塩スープと真ん中の辛味がマッチしていておいしかった。

水戸藩ラーメンと茨城タンメン、どちらが有名かは知らないが美味しかったので結果オーライである。

弘道館で水戸の歴史にふれる

レンタサイクルで駅の北側に向かい、水戸藩藩校「弘道館」に向かった。

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日本最大の藩校である。

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広間の尊攘は「尊皇攘夷」のこととのこと。
設立者の水戸藩藩主徳川斉昭と息子であり江戸幕府15代将軍徳川慶喜の資料があって面白い。

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徳川斉昭直筆の額もある。
個人的には徳川慶喜の幼少期を家臣が残した日記が面白かった。
徳川斉昭の奥さんが書いた絵や、徳川慶喜一家の写真もあった。幕末から明治にもなると写真も残っているんだなと感心した。

弘道館も梅の名所だが、今日は枝ぶりを楽しむことに。

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縁側がぽかぽかしていて気持ちがよかった。

海の見えるお風呂に入りたい!常陸多賀へ

水戸駅でお土産を買うもまだ17時。
このまま帰るのも惜しいと思い、日帰り温泉をGoogle先生に聞いてみた。

すると水戸駅から電車で20分くらいの常陸多賀駅に海が見えるスーパー銭湯があった。
常陸多賀駅は特急も止まるのでちょうどいい。

常陸多賀駅から徒歩15~20分弱の場所にある湯楽の里へ行ってみた。

行きはタクシーで向かった。

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湯船に浸かる頃は少し暗くなりかけていたが海は見ることが出来た。
炭酸風呂もあり体力が回復した。

ギリギリ予定の電車に間に合わなかったので、駅前の居酒屋に入った。

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茨城「百年梅酒」と納豆のはさみあげ

この他ちょこちょこ食べてお店をあとにした。

イレギュラーもたのしい

こうやって振り替えると当初の目的は完遂できていないが、行き当たりばったりに動くのも楽しかった。

ひとり旅は行き当たりばったりでも誰に気を使わなくてもいい。
食べたいものを食べ、見たい場所に好きなだけいる。
効率的ではないのがなぜか心地よかった。
そういう発見含め今回の旅は成功だったと思う。

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帰ったら「百年梅酒 春花」をいただこう。
あとカミナリの漫才を見よう。

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