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いい歳の大人が本気で知育菓子を遊んでみたら。

年末の忙しさもあり、今週末は自宅でひたすらのんびりしようと決めた我が家。

でも、ずっと家にいても面白くないし、ゲームばっかしているのも飽きてしまう。

そこでついに!!!!!!!!!!!!
私はしばらく眠っていた秘密の小箱を、オットに差し出した。

「はい、コレ😆🎶」

登場したのは、「たのしいおすしやさん」「たのしいおまつりやさん」という、このなかのキットを使って小さい子でも楽しく、おすしやおまつりの屋台の食べ物そっくりのお菓子が作れる、いわゆる「知育菓子」という素敵アイテムである。

自粛ムード漂うなか、「せっかくだしこういうものならオットと楽しんでおうち時間を過ごせるんじゃないか(30代 パート主婦 談)」と思い立って、買ってきていたものだ。

以前某ワークショップに一緒に参加したとき、講師の先生に「………………独創的な作品ですね😅」と言われ、隣にいたカップルにも必死に笑いをこらえられた伝説(トラウマとも言う)のあるオットでも、お子さま向けの難易度低めなアイテムだし、自宅であれば楽しくやってくれるんじゃなかろうか、とヨメは考えたのである。

そんなわけで、とりあえず今日は「たのしいおまつりやさん」をふたりで作ってみることにしたのだった🌟

中身を開けてみると、こんな感じ。
いろいろ細かく、袋と道具が入っていた。

箱の裏に書いてある説明書を読みながら、順番通りに、まずリンゴ飴から作っていくことにする。

「水の計量カップちっさあぁぁぁぁ!!!!!!!やりにくうぅぅぅ!!!!」

そらそうである。対象年齢は、もっと若年層なのだから。
まぁ文句を言いつつも、とりあえず無難に水と「りんごあめのもと」を混ぜ、型に流し込む。10分くらい放置すれば、出来上がりらしい。

説明書のとおりに約30回、真面目にかき混ぜるオッサンの手。

つづいて、フライドポテトの作成にとりかかることにする。

リンゴ飴で使ったものとはまた別の容器に水と「ポテトのもと」を入れて混ぜるのだが、使うスプーンはさっきと同じものらしい。

スプーンには、リンゴ飴のゼリーがちょっとついている。
……………もったいないなぁ、と思う私。

「ねぇねぇ、これさ、舐めちゃってもいいかなぁ」

「…………ティッシュで拭けば?」

オットがポテトを作るトレーを準備しながら答える。

「えぇ…………でもさぁ、舐めちゃってもいいかなぁ😗」

「ティッシュで拭けば?」

「………………………………はい……」

ティッシュで拭きました。

水と「ポテトのもと」を粉っぽくなくなるまで混ぜ、専用の型に押し込んで跡をつけたら、その線に沿ってスプーンで切り、かたちを整えればポテト完成。

オットがポテトの包み紙を準備しはじめたため、私がポテトを型に押し付けてつくる係になった。

じゃがりこみたいだけれど、粉のなかにポテトの焦げたような色合いのものも混じっていて、意外とハイクオリティ🌟

さらに、こんどは焼きとうもろこしを。

とうもろこしのもとになるソフトキャンデイを成型して、トレーに入れたつぶつぶの上で押し付けて転がすと、あっというまに綺麗な焼きとうもろこしに………………………

なるかーーーーーーーーーーーい!!!!!!!
まずこんな綺麗に粒が整列しないわ!!!!!!!!!!!!!!💥

そもそもけっこうぎゅうぎゅうしないと、とうもろこしの粒が本体につかないし、ぎゅうぎゅうするとせっかくのとうもろこしの形が崩れてしまうしで、なんとも言えないジレンマをひたすら感じた時間だった。
おかげで完成したものの写真撮り忘れちゃったさ😂

あくまで「※イメージです。」と言い張る大人の汚さを若干感じつつ、最後のチョコバナナづくりに全てを賭けることにした我が家。
気を取り直して、参ります。

まずはバナナの成型なのだけれど、オットがまた違う準備をしはじめたので、私がバナナをぎゅうぎゅう型に押し込む担当に。

「……また押し付ける担当を押し付けられた……………😑」

「なんかうまいこと言ってる😂」

ぶちぶち言いつつも、頑張って成型。
バナナは3本できたので、1本はオットが、残りの2本は私がチョコとデコレーションを好きにすることに。

無難な感じにするオット。

私も1本はふつうに作ったのだが、もう1本あるので、せっかくだし、ちょっとアレンジを加えてみることにした。

「見てみて、たまに屋台で売ってる対女子用の小洒落たヤツ(ドヤァ)」

「うわぁコイツ本気出してきたよ😂」

最後にリンゴ飴にもようじを刺して、キットが入っていた袋にうまいこと並べれば、すべて完成!!!!!!!!!!!!!!🎉

パッケージの写真とだいぶ違うんだが。

やっぱり見た目的には、ポテトがいちばん無難にうまく出来ている気がする。

もったいないし、と、オットがリンゴ飴に残ったデコレーションをつけていた。

「"リンゴ飴ハイパー"だね😆」

肝心の味はまぁ………………どれもふつうに懐かしのお菓子の味😁でもなんやかんやで楽しい時間だったのでよし🎶

作るのは意外と時間にかかったし、なにかと手がベタベタしたけれど、食べるのはあっという間だった。

でも、我が家にはもう一種類、「たのしいおすしやさん」キットが残っている。

もそもそとおまつりやさんアイテムを完食して、オットが呟いた。

「………………………来年の大みそかにまた会おう」

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