【読書感想図】 D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
Takramの佐々木さんが書かれた本ということで気になっていたD2Cを読んでみた。
少し前から個人的に、佐々木さんの語られていることが興味深くて、ビジネスデザイナーという肩書にもあるようにビジネスとクリエイティブ両視点での内容が面白い。
この本では、D2C(Direct to Consumer)を取り上げ、伝統的なブランドとの対比や成功事例などを紹介しながら、D2Cを実践していくためのプロセスや背景の思想を分かりやすく解説している。
「伝統的なブランド」と「D2Cブランド」を対比した図が冒頭にあるのだか、これがとても分かりやすい。ビジネストレンドとしてのD2Cをただ解説しているのではなく、色々なレイヤーで従来と比較をし、違いを細かく明確化している。
この本自体が分かりやすくまとまっているので、あまり必要ない気もするが、個人的に気になった部分のメモ的に一枚にまとめてみた。
初めはD2Cについて、企業が直接顧客と商売するビジネスモデルのようなものをぼんやりとイメージしていたが、D2Cの目的である思想や背景の考え方の重要性を改めて感じた。
現代の社会性やテクノロジーがあるからこそ、D2Cの価値が増し、この先D2Cの限界が訪れた時にも、思想や考え方を状況によって進化させることが大切なんだろうと思う。
PodcastでもD2Cについてお話しされてたりして、マルチチャネルで内容の理解ができるのも素敵。
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