これぞ、調和。クラニオセイクラルセラピーを受けてきました
こんにちは!
日々痛みも病気もせずに、元気に過ごしております染谷です。
ご紹介を頂き、クラニオセイクラルバイオダイナミクス=頭蓋仙骨療法というセラピーを体験してきました。
空間を創る
「僕らはお互いの落ち着く姿勢、重心の位置、距離感をもとにフィールドを作る。セラピストは第一次呼吸とその場をholdする。」
そう伝えてくれたのは、今回施術をお願いしたクラニオセラピストのGiriさん。71歳の人生の大先輩です。
なるほど。セッションとは相互作用があるもので、お互いに同じ空間と時間を共有し、共調していくものなのだ。一方通行のものではないのだ。改めて、大切なことに気がつきました。
だからすぐに施術には入らず、お話をしていき場をととのえていく。
「よかったら、飲んで」と頂いたホーリーバジルの花芽のお茶、とても繊細で落ち着くお味でした。
「話しておくことはある?」と穏やかに傾聴して頂き、結果的に小一時間お話をして、いよいよ施術が始まる。
クラニオセイクラルバイオダイナミクス
まずは、肩を触られると痛みのような、気圧の変化(左耳)のような感じる。
熱くなったり、それが冷めたり。
左から右へと移動していく。
電子レンジ、つまりは振動のイメージ。
何かの波を感じる。
肩から触れてもらい、あとは私はひたすら呼吸。最初はリードしてもらいながら、だんだんと自分のペースでの呼吸に。
感覚的には寝ている感じ。というか寝ていた時もあったと思う。第三者目線でその状況見ている不思議な感覚もあった。
感覚的に、はじめはベットにいるのだが、いつのまにか水の中にいる感じがする。
一層纏っている感覚。
ハンターハンターのオーラのイメージ。
そのオーラが部屋全体ほどに広がるイメージ?色が緑、黄色。定かではない。定まらない。
肩が終わり、足から触れても良いですか?
と足にうつる。
肩が終わった段階で、上半身が心なしか寒い気がする。始める前に熱いからと下半身にだけかけてもらっていた毛布が欲しくなる。
でも鎖骨のやや上やあごにはは掛かっててほしくない。
それをすっと言えたことに静かに驚く、でもそれが本来の自分だという感じも。
Giriさん曰く、足を触っての呼吸の時にかなり骨盤が動いたそう。個人的には自覚はなかったがゆるんでいくのはわかった。
途中走馬灯のように流れていく映像、子どもの頃(自分以外も)、仕事、家族、パートナーの家での日常、ぎりさんがお茶を淹れてくれるところまで流れては切れる。
天井、また映像、切れて天井というように切り替わっていく。半目で寝ているようだが意識ははっきり呼吸に意識が向いている。
これは坐禅に近い。好きな感覚である。
中には嫌な経験に近いコトもあった気がするがそれも絵本のページをめくるように流れていく。不思議と捉われない。
流れていくものだもんなという感覚。その速度は早いんだけど、ゆっくりでもある。
最後は仙骨に触れてもらいながら呼吸をして終了。
終えてみて…
終わった時は、もう水の中にはおらず、起きてる。「ああ日常だ。」という感覚。
からだは軽い、始まる前に張っていた首もその張りは抜けた。
そして、目が開始前よりも開いている。大きい。
これは自分の好きな顔。旅をしているときやスポーツをしているときの顔。
好きな美容室で髪を切ってもらったときにもなる顔、サウナ後になる顔、たまに起きて今日良いなと感じる時の顔。
その後クラニオについて、クラニオのトレーニングについて、セッションでの気づきをシェアして頂いた。
ぎりさんからは、「色々なバランスを取ろうとしているように感じた。体で言えば左右の。まだ完全にぴたっとハマったわけじゃないからこれから2、3日続くかも。」なんだかわかる気がする。
これは化学変化のようなもの。動き始めたんだ。これに関しては慣性の法則かなとも思った。
終わった後は満たされているからか思ったことが素直に出てくる。でもハイではない、落ちてもいない、ゾーンってこんな感じなのかもしれない。
ふわっともしたが、動かしていくうちに地に足が着いていく感じ。
満たされているからかお腹が空いていることも忘れている。空いているんだけど、別にいらない。まさに調和。非常に心地よい。
今回、とにかく感じたままをありのまま書きました。思考に任せるのでなく、感覚的に書いた方がいいと思ったからです。
とにかくとても不思議な、心地よい体験でした😊Giriさん素敵なセッションを有難うございました。