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分節化ーアーティキュレーションの重要性

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「分節化」という言葉をご存じでしょうか。分節化は脳科学で使われる言葉でもあり、「ある連続的な複数の事象から一定の規則を用いて、カテゴリーや単位を区分し、切り出すこと」を意味します。

また、分節化のことをアーティキュレーション(articulation)と表現することもあるそうです。

今回はそんな「分節化」という概念について紹介していきたいと思います。分節化は特に日本人が特に長けている部分の一つなので、是非興味があればご覧いただければと思います。

今回参考にさせていただいた書籍

人間は「分ける」という能力を獲得し進化してきた

人間である以上「何かの情報を、なんらかの方法で選び分けながら」生活しています。

細胞が「分かれ」関節が「分かれ」体を作り出し、役割を「分け」仕事を「分け」時間を「分け」ながら私たち人間は生活しています。

このように「分ける」ということは私たち人間にとって、当たり前のように日々行われ、日常として存在しています。そのくらい「分ける」ということは当たり前で特別なものと言えそうです。

関連を抜き出す「技術」

情報の中から「自分に必要なものだけを抜く力」が私たち人間には備わっています。ですが、そんな力が近年さらに必要になってきています。

それは、インターネット・スマートフォンの発達による、情報量過多です。

この記事からも、2020年の調査でスマートフォンは30代までが9割強の普及率に達しており、二人以上に世帯に限れば、50代までが9割台と高い普及率となっています。

従来の情報発信の方法は「テレビやラジオ」などの電波に乗せたり、「新聞やチラシ」などの紙媒体で行われ、「特定の人物」のみが情報発信の権利を持っていましたが、現代ではそのようなハードルは取り払われ「誰でも情報が発信できる」時代になりました。

しかし、情報自体が増えてきたことによる「自分に必要なものだけを抜く力」の精度を上げざるを得なくなってきています。いわゆる「間違った情報を信じないこと」「インターネットリテラシー」とも呼びます。

「分ける」力を伸ばす

このnoteのテーマである「分節化」を上手く使い分けて、情報から「真実」と「嘘」を嗅ぎ分けましょう。

考え方の一つとして「事実」か「意見」かという情報の分類方法が存在します。簡単に説明すると「書き手の意見」はまともに受け取らず、数的根拠や事実のみを信じるということです。

もちろん、その数的根拠や事実が虚偽の場合もありますが、「書き手の意見の根拠」となっているそれらの情報を中心にとらえることで、その情報の伝えたいことや考え方のロジックをある程度解明しやすくなります。

このように、情報を「分ける」ことが今後重要になってきます。

最後に

今回は「分節化」と「情報の分類」について紹介させていただきました。

somekichiはこちらの書籍から論理思考の考え方を学びました。上で紹介している「事実」か「意見」かという分類方法もこちらの書籍から学んだものになります。

非常に参考になるので是非興味がある方は、一読してみてください!
ここまで本記事をご覧いただきまして有難うございました。

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