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【用語理解】フィルターバブルって何?その意味と考え方

こんにちはsomekichiです。

今回は、この情報化社会にとって学んでおかなければいけないであろう「フィルターバブル」について、somekichiが調べてみたことや考えたことを織り交ぜて、紹介していきたいと思います。


フィルターバブルの意味と語源

フィルターバブルとは、過去の検索結果などから、各個人に合わせたコンテンツを提供されるが故の、「情報の偏り」が起きてしまう状態のことです。

2011年、アップワージー社のCEOイーライ・パリサーが著書の中で提唱した概念で、下記のような語源となります。

「インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること。 - wikipediaより



フィルターバブルが起きると

自分に都合の良い情報しか目に入らなくなることが「フィルターバブル」の大きな問題です。

google検索やYouTube、FacebookやTwitterなど。誰しもが利用しているメディアの中で「当たり前」に存在する「オススメ機能」ですが、これらオススメ機能は便利な反面、情報が偏ってしまうといった欠点があるため、各企業はこのような「情報の偏り」に対して、対策を講じることが求められています。

ただでさえ人間は、自分の都合の良いことを受け入れやすく、自分に都合の悪い意見は受け入れ辛い考え方をしてしまいます。これを「確証バイアス」と呼ばれることもあります。

確証バイアス/追認バイアス
個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという傾向。いったんある決断をおこなってしまうと、その後に得られた情報を決断した内容に有利に解釈する傾向をさす。

ただでさえこのような傾向がある人間に対して、メディアまでもが情報が偏ってしまうと、さらに激しい情報の偏りが起きてしまうでしょう。

情報が偏ってしまうと!?

そんな情報の偏りから、視野や知識が偏ってしまうでしょう。時には間違った情報を間に受けて、それを広めてしまうこともあるでしょう。

インターネットは全世界と繋がり、誰のどこにある情報でもアクセス(セキュリティがかけられているもの以外)できることがメリットでもあります。様々な人の様々な意見を受け取ることができます。

情報が偏るということは、そのような知見を広める機会を狭めてしまうと行ったことになりかねません。

一人一人がしっかり、「フィルターバブル」を認識するだけでも情報の扱い方が変わってくるのです。インターネットの良さをできるだけ享受していきましょう!


まとめ

フィルターバブル
検索履歴などによって生まれるオススメ機能から「情報の偏り」が起きてしまう状態
フィルターバブルが起きると
都合の良いことしか目に入らず、情報の偏りが発生する
情報の偏りが発生すると
視野や知識が偏り、インターネットのメリットを享受仕切れない。間違った情報を流布してしまうかも


最後に

今回は「フィルターバブル」について、記事を書かせていただきました。somekichiも用語理解の意味も含め、調べてみましたが、確かに最近はYouTubeでオススメ機能の便利さと恐ろしさを感じています。

一見、関連の動画を選んでリストにしてくれる機能は便利ですが、同じ人や同じ内容のものが目に触れる機会が多いように思います。

他のSNSや口コミなどを活用して、情報を入れる方向を増やすことがまずは大切なのかなと思いました。また、多人数が言っているからといってそれに流されず、情報を並べて俯瞰的に見てみることも情報を扱う上で大切だと思いました。

皆さんも、情報の取得には十分気をつけて、できるだけ一つの情報源に頼らず、複数の情報源を用意して、自分で考える癖をつけていきましょう。


以上、今回は「フィルターバブル」についての記事を終わりとさせていただきます。

ここまで、本記事をご覧いただき誠にありがとうございました。

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