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#27 ソフトウェアテストのマネジメント

きっかけ

今回は「AIQVE ONE株式会社」さん主催のQA Tech Night vol4に参加してきましたので、そちらで学んだことをメモがてら残しておきたいと思います!

タイトルは釣りではなく「ソフトウェアテストのマネジメント」が話題として共通していたので命名しております。わかりづらくすみません;;


テスト管理(ツール)について

90%はテストマネジメントに課題があると答えており、その80%は表計算ソフトを使っているとのこと。

テスト管理ツールとは「テスト実行における、テスト結果・レポートツール」のこと。表計算ソフトよりも、グラフなどのビジュアライズや複数人編集、テスト資産の管理が可能になる。


収束曲線グラフ/PB曲線

収束曲線グラフは「テストの消化量」と「バグの量」「バグの修正量」を合わせて表示されたグラフで、

テストの消化量:右肩上がり
バグの量:右肩下がり
バグの修正量:右肩下がり

となっていく傾向がある。基本的に、傾向(上がり方下がり方)を見て対策を立てるために役立てる。

例えば「テストの消化量が下がっていないのにバグが想定より出始めている!」→「やばい!」みたいな予測ができる。グラフをだせてもアクションを起こすことに意味があるので、訓練する必要がある。


ゲーム業界のおけるソフトウェア管理

PB曲線も使用して、テストをマネジメントしているが、中々上手くいかないことが多い。特に、ぎりぎりまで要件・使用が固まらず変更が入り続けるため、各版権元との調整が難航したり、手戻りが多くなっていたりする。

結果、計画通りにテストができなくなってしまうことが多い。よって、ユーザーレベルで属人性の高いテストが最適化されている。

昨今ではテスト項目を使って、テストを行うことも多くソフトウェアテストの文化は広まってきている。


総じての感想

今回のセミナーでは、ソフトウェアテストのマネジメントという点について数多くの事柄を学ぶことができました。特にPB曲線は初めて知って、使い方を理解することができました。

ソフトウェアテストは「意思決定」を目的として行うものと考えておりまして、より意思決定させやすい情報に成型するというのもソフトウェアテストの一環なのかな?と思っています。

機会があれば、PB曲線のようなテクニックを使って、テストマネジメントしていきたいと思いました。

また、ゲーム業界の話も生生しい話が多く非常に参考になりました。たしかに経験に頼ったデバックも重要ですが、テストケースを網羅するようなテストとどのように共存していくかという点が重要だと思いました。

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