38歳バツイチ東京てぃん活日記〜#3寂しい素敵なおじさま45歳@銀座
雰囲気写真でいいね、をすると
なんとなく、良い雰囲気が
モヤッとホワッとしてたんだなぁ
よくもまあそんなマジックに引っかかるんだなぁ私、って
自分の見る目のなさと
良い解釈しがちなアホな脳を呪う羽目になる。
たいがいね。
でもね、この人はプロフが柔らかくて
お話しも丁寧で
会ってみたくなったのだ。
*
ティンダーでお会いするのは3回目、と言うそのおじさまは
若干不安そうに待っていた。
指定の場所に行くも、なかなか見つからず。
カフェで、ちょっとカジュアルでくたびれ感あるけど、でもそれなりにお洒落してて、でも自信なさそうな表情だった
ことを覚えてる。笑
行ったり来たりな感じ。
(これは私の良さを探してる言い回しの時に出る)
まだ私はこの時
どんな人が自分に合うのか
どんな年齢の人がいいのか?
そもそも好きってなんだったのか
そもそも好みってどれか?
てぃん活しながらの、試行錯誤
自分探し期であった。
*
私の仕事は一般的には珍しい?と思われるお仕事みたいだから
たいがい初対面ではお仕事のことをお話しすることが多いのだが。
ちゃんと真摯に、そのおじさまは私の話を興味深く聞いてくださった。
年相応なりに?
なんだか穏やかで落ち着いていて。
昔は夢見てお仕事していたけれど、今は遠くにちゃんと置いてきた感じ、を
私は勝手に感じ取った。
それなりに役職も手にしていて
それなりに納得もしてて
説明しなくても
それなりに寂しい感じが流れてた。
本人も、笑ってそう言ってらっしゃったけれど。
バツイチ、娘さんはもう高校生だと言う。
私の父の年齢よりずいぶん若いけれど
お父さんとご飯食べてる感じ。
恋、には
ならんだろうなぁと
美味しいパエリアを頂きながら思っていた。
「今のところ
ただのご飯、って子だけですけど
まぁ仕方ないと思ってます。」
ガツガツするところはどこにもなく。
間があるのは、大人の男な証拠だ。
*
罪悪感も無駄に感じることもなく
その日、2時間半くらいでお別れをした。
後に
私の仕事の関係その方とはいらしてくださって、2回くらいお会いした。
*
結論
刺激がない
でも素敵な方だった
恋はなかったけど
寂しさに共感した
なんとなく良い雰囲気は間違いではなかったのかもと