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38歳バツイチ東京てぃん活日記〜#3寂しい素敵なおじさま45歳@銀座


雰囲気写真でいいね、をすると

なんとなく、良い雰囲気が
モヤッとホワッとしてたんだなぁ
よくもまあそんなマジックに引っかかるんだなぁ私、って

自分の見る目のなさと
良い解釈しがちなアホな脳を呪う羽目になる。

たいがいね。


でもね、この人はプロフが柔らかくて
お話しも丁寧で

会ってみたくなったのだ。


ティンダーでお会いするのは3回目、と言うそのおじさまは
若干不安そうに待っていた。

指定の場所に行くも、なかなか見つからず。
カフェで、ちょっとカジュアルでくたびれ感あるけど、でもそれなりにお洒落してて、でも自信なさそうな表情だった
ことを覚えてる。笑


行ったり来たりな感じ。
(これは私の良さを探してる言い回しの時に出る)


まだ私はこの時

どんな人が自分に合うのか

どんな年齢の人がいいのか?

そもそも好きってなんだったのか

そもそも好みってどれか?

てぃん活しながらの、試行錯誤
自分探し期であった。


私の仕事は一般的には珍しい?と思われるお仕事みたいだから

たいがい初対面ではお仕事のことをお話しすることが多いのだが。

ちゃんと真摯に、そのおじさまは私の話を興味深く聞いてくださった。


年相応なりに?
なんだか穏やかで落ち着いていて。

昔は夢見てお仕事していたけれど、今は遠くにちゃんと置いてきた感じ、を
私は勝手に感じ取った。

それなりに役職も手にしていて
それなりに納得もしてて

説明しなくても
それなりに寂しい感じが流れてた。

本人も、笑ってそう言ってらっしゃったけれど。



バツイチ、娘さんはもう高校生だと言う。


私の父の年齢よりずいぶん若いけれど

お父さんとご飯食べてる感じ。



恋、には
ならんだろうなぁと

美味しいパエリアを頂きながら思っていた。



「今のところ

ただのご飯、って子だけですけど

まぁ仕方ないと思ってます。」



ガツガツするところはどこにもなく。


間があるのは、大人の男な証拠だ。



罪悪感も無駄に感じることもなく

その日、2時間半くらいでお別れをした。


後に
私の仕事の関係その方とはいらしてくださって、2回くらいお会いした。




結論

刺激がない

でも素敵な方だった

恋はなかったけど
寂しさに共感した

なんとなく良い雰囲気は間違いではなかったのかもと