こう考えただけでこどもへのイライラが消えて楽しく過ごせるようになりました
小学2年生のこどもがいる。
いつもダラダラ宿題をするので見ていてイライラしていた。
「ダラダラしないで早くしなさいっ!」と怒るが一向に進む気配がない。その姿にまたイライラして怒る。
こどもはふてくされて宿題をしない。その姿を見てまた怒る。
悪循環である。
こういったことがもう何回もあり、「よくないなぁ」とわかってはいるが、毎回怒ってしまう。
気づき
ある日の夜、あと30分もすれば寝に行くという時間に、こどもが
「はぁ~、あと歯磨きと音読と明日の準備もしないといけない」
とつぶやいた。
つぶやいただけで、こどもはソファで横になってテレビを見ている。
そのとき、ハッとひらめいたΣ(゚□゚;)
この感覚知っている!!
やることが多すぎて、しかも、1つのタスクが大きすぎで、何から手を付けていいかわからず、結局だらだらしてしまう。
まさしくいつもの自分ではないか!!!!!
こどももこういう感覚なのか!!
歯磨きや音読は、親の自分からすればほんの小さなタスクだが、こどもにとってはそれもすごい大きいタスクの状態だということだ。
問題がわかれば、あとは自分の経験から解決方法をおしえてやるだけだ。
二分間ルール
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』という本に『二分間ルール』というものが紹介されている。
新しい習慣を始めるときは二分間以内に始めれるものから始めるというものである。
最終的なゴールは難しくてもいいが、入り口はできるだけ簡単な方がいい。
例として以下のようなものが紹介されている。
運動の習慣を身につけたいと思っている人が、毎日スクワット100回から始めようとして、続けられる人が何人いるだろうか?
私は、腹筋ローラーを習慣化させるために、朝、着替える前に腹筋ローラーを1回すると決めている。毎回1回ではなく10回程度してしまうが、「毎日10回する」と「毎日1回はする」のルールでは、腹筋ローラーに取り組むストレスが全然違う。
この習慣作りには、『習慣の積み上げ』というアイデアも活用している。
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』には、習慣を始めるためのたくさんのアイデア紹介されている。とてもオススメの本だ。
やることを小さくわけてやる
さて、これで解決方法が決まった。
やることをできるだけ小さく分けて簡単にできるようにしてあげよう。
あとは、1つずつできるように誘導してあげるだけだ。
私「やることがいっぱいあるね」
こども「うん」
私「一度に全部は無理だから、まずは歯磨きからしようか」
こども「わかった」
私「じゃあ、歯磨きをするためにまずは洗面所に行こうか」
こども「うん」
私「洗面所に行くためにはソファから立ち上がる必要があるね」
こども「そうだね」
私「立ち上がったら洗面所に歩いていこう」
洗面所に到着
私「じゃあ歯ブラシを手でとれるかな?」
こども「取れるにきまってるじゃん」
私「すごいっ!歯ブラシをするには、歯磨き粉をつけないとね」
私「歯磨きをつけるなんて難しいことはできないだろうなぁ」
こども「そんなの簡単だよ!」
以下の動画を参考にすれば、相手に行動させることを遊びとしてできるかもしれない。
わが家ではこどもに、トイレを我慢しているパパをトイレまで連れて行くプログラミンをしてもらって楽しんでいる。
まとめ
親の自分にとっては簡単で当たり前のことでも、こどもに取ったらすごい難しいことで、何から手を付けたらいいのかわからない状態なのかもしれない。
それにどう対処していくか。どうすれば解決することができるのか。
そういうことを教えてあげるのが親の自分がしてあげられることだろう。
私のパラダイムが変わった瞬間だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?