来世はクラゲになりたい

23歳。 好きなひと、こと、もの色々🕯️

来世はクラゲになりたい

23歳。 好きなひと、こと、もの色々🕯️

最近の記事

4月から新しく始まった社会人としての生活。 職場に尊敬する先輩がいる。 新人教育を任されているその先輩は私と歳の差がひとつしか変わらない。 親しみやすさのなかに、その若さで新人教育を任されている理由が分かる人としてのレベルの高さを感じている。 苦しくて辛い毎日のなかで、悩みに寄り添ってくれた。私が嬉しいときは一緒に喜んでくれた。 私にとって尊敬する先輩でもあり、信頼しているお姉ちゃんのような存在だった。 そんなある日、先輩から「実はね、話さなくちゃいけないことがあって」

    • 3年ぶりに

      親友に会った。 彼女とは7歳の頃からの付き合い。 私が小学4年生になるタイミングで転校してからは遠距離親友やってた。 年に2回、長期休みの度に彼女と会っては何時間もずっと語り合っていた。 お互い大学生と専門学生になってからは忙しくて会うタイミングを逃し続けて、気付いたら3年が経っていた。 今年の4月からお互い社会人になる。 きっと今回の休みが彼女とゆっくり会う最後のチャンスになる。 そう思って彼女に連絡をして、会うことになった。 3年ぶりに会う親友。 流石に緊張するだ

      • 絶賛就活中

        22時退勤のバイトのシフトに入ると大体、22時30分くらいの電車に乗って最寄り駅まで帰る。 22時過ぎの電車はどこに座ろうか迷えるくらいには空いている。日中の混み具合が嘘みたいに。 私はその時間帯の電車が結構好き。 乗っている人の数は少ないはずなのに色んな人がいるような気がする不思議な感覚が好き。 別に見えてはいけないものが見えているわけではないはず。 22時過ぎの電車にはお仕事帰りらしいスーツを着た人たちが乗っている。みんな頭を下げて寝ている。各駅に着くたびに下げていた

        • ホットケーキミックス

          両親から21歳の誕生日プレゼントに貰ったたこ焼き器を使ってベビーカステラを作った。 100gのホットケーキミックスが2袋入っているのを買って、1袋だけ使った。 ホットケーキミックスっていうのは一人暮らしの大学生にとって意外と使う機会がない。 ホットケーキミックスに卵と牛乳を加えてボウルで混ぜてバターを引いたフライパンで焼いて…。工程をシュミレーションする度に結構手間と時間がかかることに気付いて「…今日じゃないな」となる。 彼氏は基本、週末は私の家に泊まる。 一緒に寝て、起

          「レモンパイ」

          ひとりっ子だからなのか、 鍵っ子だったからなのか、 または、生まれ持った性格なのか。 ともかく1人で過ごす時間が昔から多かった私の頭のなかは常に空想の世界で溢れている。 ちなみに私は生まれ持った性格説を推している。 今こんな状況になったら…という日常的な小さな空想や私がめちゃくちゃモテる学生時代を過ごしたら…という都合の良い空想から もしも私が魔法を使えたら…という非現実的な空想まで、バリエーション豊かな空想が常に用意されている。 それらの空想が何の脈略もなく浮かんできて

          コケないようにね。

          彼氏が最近言ってくること。 私が、お出かけするよ〜って連絡したときも バイト行ってくるね~ってときも 地元に帰省するよ〜ってときも 今日は家でだらだらしてるよ〜ってときも 必ず最後に「コケないようにね」って言ってくる。 私、そんなに彼氏の前でコケてたっけ? コケて怪我した話でもしたっけ? 考えてみたけど心当たりがなかった。 私がまだ小さかった頃は 周りの大人から「転ばないようにね」と心配されていたような気がする。 でも、年齢が上がるにつれてそんな風に心配されることもなく

          コケないようにね。