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個の力を“組織”の力にするために、解消すべき2つのこと【情熱社長倶楽部】VOL.168

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

9月に入り、朝夕が過ごしやすい季節になってきましたが
体調などは崩されていないでしょうか?

弊社は3月が決算になりますので、9月で半期が終わります。

期首に掲げていた目標とは多少の乖離があるものの、
1人ひとりの成長を感じる場面が
多く見られるようになってきました。

ただ、組織としての課題も明確になり、
改めて各自の役割や動き方を整えた上で
下半期からスタートを切れるようにしていきたいと考えています。

さて、多くのクライアント様から
新卒3年目前後の若手育成へのご相談内容が増えてきています。

新卒3年目前後というと、
入社1年目や大学4年生といった人生の節目ともなる時期に
新型コロナウイルスの第一波を経験した年代ですね。

そんな彼・彼女たちの世代の育成においては、
弊社も試行錯誤しながら日々実践しています。

コロナ禍においてライフスタイルが変化してきたからこそ、
社内での育成方法や1人ひとりの関わりにおいて

“時代や環境に合わせてアップデートしている”
ということが大きなポイントになる
と痛感しています。

弊社も若手メンバーにおいては、
お客様や社内に関すること問わず

今まで以上に打ち合わせの時間を取ることで不明や不安を解消し、
お互いの認識を統一させるようにしています。

その上で、伝えなくてはならない考え方があれば、
随時伝えています。

このように“直接的な業務ではない時間”が
今まで以上に増えたからこそ、

「今、一番時間を使わなくてはいけないことは何か」
については様々な意見が聞こえてきます。

しかし、組織全体で成果を出し事業を前に進めるためには、
“社員一人ひとりが自らの役割を全うすること”が不可欠であり、

そのために必要なものが、ベテラン、若手、
それぞれの役割や年代に合わせた関わり方をすることだと
私は考えています。

そうすることで、個の力が最大に発揮され、
結果、組織としての成長にもつながります。

最近では、コロナ禍の影響もあり、
“個の考え”が重視される風潮が強くなってきましたし、

新卒3年前後の若手社員は、
特にそのような傾向を持っていると思います。

社員1人ひとりが抱えている悩みや課題は違うからこそ、
“個々の考えを知る”ことを今まで以上に大切にしながら、

組織の中での存在価値を【共に見出すこと】が、
経営者や上司の役割ではないでしょうか。

“自分ひとりで考える力をつけてほしい!”という想いから

「まずは1人で考えてみて」
という関わりをしてしまいがちですが、

そのような関わりも、しっかり“個”の現状を見極めて
対応することが大切です。

1人ひとりに向き合い、それぞれに合わせた関わりをすることは
組織が成果を出すことからは遠回りのように見えますが、

そのような時間を取り、
不安や不明を早いタイミングで解消することが、

社員様が、一歩踏み出した行動をする上での、
一番の近道なのではないかと考えております。

是非、社員様の“個”の力を活かして
“組織”をつくるために

まずは、目の前の社員様一人ひとりと、
今の価値観を確認し、すり合わせの時間を
つくってみてはいかがでしょうか。

きっと、社員様の不明や不安が解消され、
パフォーマンスが向上するきっかけになりますよ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

長友 威一郎



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