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“今”に追われる経営者が持つべき、2つの視点【情熱社長倶楽部】VOL.132

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

今年も残り1か月を切りましたが、皆様いかがお過ごしですか。

この師走の時期になると、私はいつも
「今×内」「今×外」「先×内」「先×外」の4つの視点で
自らの思考や行動を再確認します。

本来の経営者の役割は、
「先×内」「先×外」の視点で考えることですが、

この時期になるとどうしても
「今×内」「今×外」の視点になってしまう経営者の方は
多いのではないでしょうか。


私自身も、このメルマガを書きながら

新型コロナウイルスの影響が終息しているタイミングだからこそ、
「ここぞ!という時を逃していてはいけない」と焦り、
スピードを求め、マネジメント加速のために目の前のことに追われ、

「今×内」「今×外」の思考になってる経営者の一人だな・・・
と反省をしています。

そんなときほど立ち止まる勇気を持ち、
今後の方向性を考える時間をつくる必要がありますね。


さて、私が経営者として今後の方向性を考える際に、
大切にしていることは、大きく2つあります。

1つ目は、昨年と一昨年の2年間の振り返りをすること、
2点目は、4つの視点で組織の変化を分析することです。


1つ目の、2年間の振り返りをする理由としては、

組織の変化は、長期に渡るものが多く
1年間だけでは変化を感じづらい事柄もあるためです。

このように、経営者である私ですら
組織の変化を感じられず、成長を実感できないのであれば、

メンバーも同じような気持ちになり、
「このままの方向性でいいのか」と
不安になってしまう可能性があります。


この2年間のコロナ禍においては、多くの企業様で
社内外共に様々な変化があったことでしょう。

だからこそ、結果や成果が出ていることを確認し、
比較しながら分析できるものが
たくさんあるのではないかと思います。


2点目の、4つの視点で組織の変化を分析するとは、
「お客様」「社員」「パートナー企業様」「地域社会」
の視点を指しています。

このように視点を決めて振り返ることで、
お客様への関わり方や、社内の取り組みの変化、
それに伴った成果や結果を、
バランスよく分析することができます。

バランスよく分析することで、
変化したこと・していないことの両方を
4つの項目のどこかに必ず見つけることができるので、

組織やメンバーの変化を確実に実感し、
今後の成長ポイントを明確にすることができます。


是非、上記の観点で振り返りや分析を実施した上で、
来年はどのような年にしていこうかと
考えてみていただければと思います。


そして、振り返りと分析を実施し、
組織やメンバーの変化・成長が見えた後は、

年末もしくは年始のタイミングで
それらをメンバーに直接伝えることをお勧めいたします。


経営者様や経営幹部の方々からの
言葉はメンバーにとって非常にうれしいものですし、

経営者が描いた未来を実現するためには、
メンバーの力が必要です。

変化や成長を伝え、今後の期待を伝えることで
足並みを揃えて未来に向かう準備ができるかと思います!


ちなみに、私も近々振り返りの時間を取り、
四半期に1度の個別面談や、年始の全体会議の場で、
メッセージを伝える予定です。

是非、その結果もまたこちらのメルマガ内で
共有させていただければと思います。


共に、組織やメンバーの変化と成長を明確にし、
来年に向けた準備を進めていく12月にしていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎


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