私が社員に少し怒ったこと【情熱社長倶楽部】VOL.23


平素より大変お世話になっております。ソリューションの長友です。

先日、仕事が終わり、その日の夜に、福岡拠点の社員としっかりと“本音の対話”の時間をとりました。

この時間を通して、私自身は改めて、社員との対話の時間を設けることの大切さを感じました。


なぜなら、話を進めていくうちに、いま自分たちがぶつかっている問題や課題の話になり、経営者である私自身が感じている拠点の問題や課題と、現場のメンバーが感じている問題や課題には、GAPがあることを強く感じたからです。

もちろん、GAPがあること自体は当たり前のことで、それ自体は問題ではありません。

ただ、これを伝え合うことをしなければ、互いが感じている問題や課題、
そしてそれに対してどうしていこうとしているのか、という目線がズレてしまう
ため、

そもそもこの「伝え合う」こと、「対話をすること」はいま以上に意識的にしていかないといけないな、と改めて感じました。


私自身はできるだけ冷静に、ただ時には、少々感情も出しながら、厳しいことも含めて伝えました。

ちなみに、弊社の福岡拠点は新卒メンバーしかいない拠点でもありますので、この対話の中で課題が改めて明確になった今、必要なことは“初期教育の重要性の理解”でした。

弊社では、本来、初期教育で徹底していたからこそ、若手人材に対してその後、更に成長するステージを用意することができました。

ただ、日ごろ目標数字ばかりを追いかけていたり、目先のことばかりに目が向いてしまうと、つい、小手先のテクニックで、顧客を増やすという考え方が先行してしまいます。

ただ、スキルや経験がない新卒メンバーは、知識やテクニックだけでは話になりません。

だからこそ、上司に求められるのは、知識やテクニックばかりを教えるのではなく、新卒メンバーが今まで積み重ねてきた自らの経験に自信を持って、自らのなりたい姿を想像するか、そして、想像ができないのであれば、
上司が、部下と共に考えて、そのなりたい姿になるために行動できるようにする、そのための背中を押してあげることです。

その際に、必要なことは、ズバリ“愛情”です。

優しさも厳しさも愛情であり、嫌われることを避けていると彼らの甘えにしかなりません。

本当に、相手の成長を願うのであれば、1人ひとりの壁を乗り越えてもらうための厳しさが重要になってきます。

どんなに厳しくしても、嫌われても、愛情を注ぎながら、相手の成長を願っていれば、必ず良い関係は築けます。

1人ひとりが、成長実感を味わうことができれば、間違いなく会社は成長し続けていきます。

今回は、対話の中で福岡拠点の年長者である2人とそんな話をして目線を合わせながら、最後には、ともに「これから」について考えました。

是非、一度、経営者の方は幹部の方と、また幹部の方は、経営者様か同僚の方と本音の対話をしてみて下さい。

思いがけない何か新しい課題が見えたり、次なる改善策が浮かびあがってくるかもしれませんよ。


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