Locus Solus

宮城で釣りしながらルアー作ってます。映画、音楽、料理が趣味です。 https://…

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宮城で釣りしながらルアー作ってます。映画、音楽、料理が趣味です。 https://locussolus.studio.site/

最近の記事

【ブログ】ハンドメイド備忘録vol.3【2024.10.31】

こんにちは。久しぶりの更新です。オッパ川解説記事の完成が非常に遅れてしまっていて、続編楽しみにされている方には大変ご迷惑をお掛けしております。この場にてお詫びさせて頂きたく存じます。 というのも、私生活でいろいろと忙しく動けない状態が続き、川にもあまり行けていない始末です。ただ、現在は水温的にも場所を当てれば良い釣果に恵まれるタイミングだと思います。 シーズン初めは高活性な魚が満遍なく配置されるので釣り方が合えば難しい事は何もないのですが、真夏以降はベイト依存の傾向が結構

    • 【ブログ】ハンドメイド備忘録vol.2【24.8.26】

      こんにちは。いよいよ八月も月末を迎え秋に向かって進行していくはずですが残暑厳しく、日中は暑すぎて何もする気になれない昨今です。設置したエアコンの冷風を全て無効化するレベルの暑さにうんざりします。 先日、秋田県は雄物川へ遠征に行ってきましたが想像以上にタフな状況で修行状態でした。ガイドしていただいた現地ローカルの方ですらシブいというのだから、もはやビジターにできることは何もありません。いわく「タカオ(戸澤プロ)だったら釣れる」=デスってるとのこと。 そういえば秋田の末廣ラー

      • 【ブログ】ハンドメイド備忘録【24.7.26】

        近況報告 こんにちは。活動報告をかねて近況をブログ形式で投稿したいと思います。 すこし内容が濃いので何篇に分かれるかもしれませんがお付き合いください。 七月中旬より一気に猛暑に入った宮城ですが、24'シーバスホーミーズ大会(6/29)二日後に岩手で降った大雨の影響で大増水してからは、以前のお祭りモードは終了し、普段通りの川へとシフトしました。 この酷暑と一気に増水したのちの渇水、また潮が昼潮から夜潮に切り替わったり、魚を見つけるのに苦労する時期でもあります。私はルアー

        • 【有料記事】追波川シーバスガイド前編【4月-7月】

          はじめに 今回は有料記事にて追波川のシーズン全体を通した解説記事になります。北上川水系全体ではなくあくまで追波川のみに限定します。全体で約8万字程度の内容で、現時点では3編構成です。新書の本でやや少なめのものくらいの文字数になりますが、有料記事ですので内容的には妥当な情報量になると思います。 基本的に釣りの腕は釣行回数と継続年数に比例しますので、この記事の内容を把握できれば1-2年毎晩釣りに出掛けて得られるのと同じくらいの知見を獲得し、釣果目標達成までの時間的コストを大幅に

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        【ブログ】ハンドメイド備忘録vol.3【2024.10.31】

          スイムベイトの魅力【ブログ】

          この前結構面白い話になりました。東北日本海側の河川は太平洋側に比べて流速がぶっ飛んでいるわけですが、そういう河川における釣りというのは"釣れるレーン"を探す場合があるという話題。 これは太平洋側の河川でも一部そうで、流れがぶっ飛んでいる場合レンジ問題もあるのですが、ルアーが流れていく"レーン"がヒットのポイントになっている事があります。 去年あたりからビッグベイト系を主力に取り入れた理由もそのあたりが実は関係していて、流れが極端に速い場合はタイダルエリア、つまり潮汐の影響

          スイムベイトの魅力【ブログ】

          【倍速視聴】ブルース・ウィリスvs上原亜衣【チラ裏】

          映画なり動画を倍速で視聴することが最近のムーブメントでそれが、やれ視聴の仕方が変わっただとか、消費主義への傾倒だとか、Z世代はタイパ偏重主義で理解できないだとか大変な謂れようだなと思う。 こういう話題に言及する事自体が矛盾してるんだろうけど、一言文句を言わないと気が済まないのでここにチラシの裏として落書きしておきたいと思う。たぶんこの手の事にやたら文句を付けてくるのはAbemaPrimeとか見ている層だと勝手に思っている。最もインスタントに精神的ストレスを感じたいならアベプ

          【倍速視聴】ブルース・ウィリスvs上原亜衣【チラ裏】

          【宮城】2024.前期磯マル最前線【有料情報】

          こんにちは。宮城では春磯マルのシーズンが開幕しました。ここ数年の傾向としてリバーが先にスタートしていましたが、季節の変わり目であることから、春雨が降り水温は上昇と下降を繰り返し、不安定です。今年の厳冬期(2-3月)の海は黒潮の大蛇行の影響でショアラインの水温は高い場所で16度近くありました。ボートロックでも好調が続きそのまま県南では太刀魚まで釣れ始めるなど、非常にイレギュラーな展開になっています。 水温上昇の歩合から行って3月中には開幕するかと思いきや、月末には強烈な寒気が

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          【宮城】2024.前期磯マル最前線【有料情報】

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          ドラマ「fallout」最も奇妙でユニークな現代社会批評

          4/11日から配信されたアマプラ「フォールアウト」の実写ドラマの感想とちょっとした解説を書いてみたいと思います。ファンなら待望の作品でもあり、カルト的人気を誇るベゼスダの「フォールアウト」シリーズ。タイトルの意味「放射性降下物」の名の通り、核戦争後の世界を描いたポストアポカリプスでのサバイバー達の群像劇です。 本稿はネタバレ記事です。気にする方は要注意。 シリーズ紹介フォールアウトシリーズは東西冷戦が終結せず深刻化したまま最終戦争を迎え、核戦争で現代文明が終焉を迎えたポス

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          ドラマ「fallout」最も奇妙でユニークな現代社会批評

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          スイミングペンシルの秘密:グライドベイト開発記

          昨シーズンのテーマは「操作する釣り」。ちょうどハンドメイドのルアービルディングを再開したので、そのあたりの釣りの傾向を絡めてお話したいと思う。 シーバスフィッシングと言えば、河口やなんかで潮目にシンキングペンシルやミノーをデッドスローで流して、「ツン」ってバイトを拾う様な感じが第一印象に浮かぶもんだが、やりこんでみるとロッドワークで積極的にルアーを操作しても鱸は意外と釣れるもので、むしろ操作して「仕掛けて」行かないと獲れない魚が思ったよりも多いという事を再認識できたのは大き

          スイミングペンシルの秘密:グライドベイト開発記

          宮城磯マル完全マニュアル(3/3)

          今回はpart1、part2の内容を踏まえたうえで総集編に入りたいと思います。part1ではアプローチ方法、part2ではルアーを紹介しました。 part1はこちらから part2で紹介したルアーを実際どのように運用すべきかという部分から、装備や安全面についても触れたいと思います。 part2はこちらから ルアー選抜編part2でそれぞれのルアーの運用方法について軽く触れました。ここから補足を兼ねて詳細に入りたいと思います。フローティングミノー、シンキングミノー、ヘビ

          宮城磯マル完全マニュアル(3/3)

          宮城磯マル完全マニュアル(2/3)

          part1はこちら 前回の記事で磯マルゲーの簡単なイメージが何となくつかめたかと思います。今回はこの釣りにおけるルアーとメソッドを簡単に解説したいと思います。 必要なルアーはレンジ、用途、ポイントによって使い分けます。 ミノーはサーチ&食わせの軸として最も使用頻度が高いです。 ローアピール、飛距離、ナチュラルなアプローチのためにヘビーシンキングペンシルも活躍します。またボトム付近のレンジを丁寧にトレースしたり、どうしても食わない魚にテクニカルに「飛び武器的」に効くのがバイ

          宮城磯マル完全マニュアル(2/3)

          宮城磯マル完全マニュアル(1/3)

          24/2/8記 磯のマルスズキゲーム今回は宮城県の磯でのマルスズキゲームについて簡単に書いてみようと思います。春から秋がシーズンで、シーズン初期は特に大型の個体が出やすいこともあって人気のゲームです。終盤になるとリバーやサーフが終了しても魚影が濃いこともあり暫く楽しめるのが非常にGOOD。もう間も無く始まるのが楽しみです。 磯でのスズキ釣りというのは、どうしても磯ヒラのイメージが強すぎて「サラシの中をルアーを漂わせて…」という印象を持ちがちですが実際のところサラシ撃ちでキ

          宮城磯マル完全マニュアル(1/3)