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【心理学】Iメッセージで伝えると人は動くのか早速試してみた

こっそりとだが、実は心理学スクールに通い始めている。

支援とは何なのか?を突き詰めるために、そして、人との関わりを最大限活かすために、自分の【話す】をバージョンアップさせたいと思ったからだ。


今まで何度も心理学はポイントだけつまみ食いしていたが、体系立てて学ぼうと思う。


今回はIメッセージを習った。

Iメッセージとは何か、自分の実例から早速使ってみたので、知ってもらいたい。


Iメッセージは自己開示

Iメッセージは自分が問題を感じている相手と話し方を変えることで、相手との人間関係の質を劇的に変化させる手法だ。

「私はこう思っている」「私はこう感じている」というのが私のメッセージだ。


いつもだったら子どもに対して

「うるさいな!」

「さっさと片付けて!」

みたいに言って命令してしまいがちになるところを、「僕はこう感じたんだよね」と言うことで相手に変革を促していく。


そのためのステップとしては

①事実
=相手の行為や、出来事を非難がましくなく述べる

②影響
=その行為によって生じてしまう自分しか知らない波及効果を伝える

③感情(期待していたこと)
=素直な心情を正直に伝えること

の流れで行う。


早速Iメッセージを試してみた

子どもたちは使うシーンがありまくりだ。

自分の子どもであれば、人間関係の構築も済んでいる。練習相手としてはもってこいだ。


①子どもが遊んでいたものを片付けない状況があった

そこでのやり取りだ

僕「おー、たくさん遊んだね。セロテープでベタベタ廊下に貼ったんだ?」

三男「うん。すごいでしょ!」

僕「うん。すごいね。でも、これをやってしまうと、廊下が汚く見えるし、ここはお客さんも使う部屋なんだよね」

三男「うん」

僕「だから、こういう風に汚されちゃうとお客さんも汚いなーって思うし、僕もなんか悲しいなー」

三男「うん、分かった!待ってて片付けるね!」


おお、片付けた。

一緒になって、そこは?そこは?みたいにして少し時間はかかったが、全部自分で片付けてくれた。


②長男が高校生のお兄ちゃんとお話をする

今日の16時半に高校生のお兄ちゃんとオンラインで話すよ〜と伝えてあった。

そして、なんていうか見ものだったので、話し終わったあとに感謝を伝えてみた。


僕「今日はお兄ちゃんとお話してくれてありがとう」

長男「うん。」

僕「なんかねー、とっても喜んでたよ」

長男「うん。」

僕「僕も他の人と話してる姿が見れてとっても嬉しかったよ。」

長男「うん。」


何気ないやり取りで失敗しているように見えるが、悩まず、しかも即うんって返ってくるのはそこそこ楽しかった証拠だ。

面倒だったらうんともすんとも言わない。

長男としてもうまく使えるだろう。


③会議中に乱入してくる長女(3歳)を入ってこないようにしたい

夜に騒がしく遊ぶ傾向があり、会議中にバンバンドアを開けて入ってくる。

今日はできる限り静かに入ってこないようにしてほしかったので、伝えてみた。


僕「あのね、今、遊び回ってるでしょ」

長女「あはは〜」

僕「そうすると僕は全然お話が聞けなかったり、わかんなくなっちゃうの」

長女「いえーーー!」

僕「そうすると全然分からなくて悲しいんだよね」

長女「あはは」


……聞いてねー!!

どうやら、話しと言葉が理解できるレベルと、今、最高に楽しい!テンション上がりまくり!だと聞いてもらえないようだ…(笑)

工夫が必要だなぁ。


と思う今日このごろであった。

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