クリエイティブは工夫の積み重ね

クリエイティブって素晴らしいと思う反面、それに対して苦手意識を持っていたりする人がいると感じています。多分、言葉の定義自体がキラキラしたニュアンスを持っているからなんでしょう。私は本職がITエンジニアなんですが、エンジニアだって十分クリエイティブな職業だと思うわけです。別に創作しようよ!とかを無理に勧めたいわけじゃないんですが、変な苦手意識を持つのはちょっと勿体無いんじゃないかと思ってます。

もう一度、クリエイティブという単語を見直してみた

20代の頃は音楽漬けでピアノ、DTMにハマり、ニコニコ動画に動画投稿をしていたり、30代になってみてからはイラストやYoutube、ブログ、イラストにも手を出してみたり、大きな実績こそ出せませんでしたが、一通り「クリエイティブ」と言われる事にはチャレンジしてきたつもりです。特にDTMや作曲に関してはプロを目指していた時期もあったほど、のめり込んでいました。

で、もう一度今になって振り返ると「クリエイティブ = 工夫を積み重ねること」と今では定義しています。この定義がストンと腹落ちします。

理系の方やエンジニアの皆さんも「おぉ!それなら俺らもクリエイティブだぜ!」と納得してくれるのでは!?

クリエイティブがキラキラしているのは最初だけ

全ての創作に言えるんですが、ワクワクするのって入門する時くらいで、あとはひたすら地道な工程の繰り返しで、これが気が遠くなるほど長いんですよね。貴重な若い時間を使って孤独に部屋で引きこもって淡々と作業していたので、自分はマゾなんじゃなないか?と思いますよ。

でもその地道な作業がやめられない

なんででしょうかね?本気で謎です。

作業が終わるとまるで夢が覚めたように自分の作品が出来ている事に気づくんですが、なぜか自分が作ったもののように思えない。せっかく自分が心を込めて作っていたはずなのに完成しちゃうとまるで他人が作ったような、自分の手を離れていってしまうような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。

「これを自分が作ったのか!?おぉ、自分は天才じゃないか!?」と思えるのは束の間だし、創作意欲というのは本当に罪作りな欲求だと思います。

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