人生に大きな目標は必要か?

人生における「夢」とか「目標」には、「立派な」「大きな」などの大げさな飾りをつけないといけない、と思っているかもしれません。

「立派な夢」は称賛されるし、「大きな目標」はやりがいがあるでしょう。他人や社会の役に立つ方が良いに決まってるし、使命感を持って行動する人は素敵に見えますよね。


ですが、そんな大層なゴールへ向かって突き進むほどの活力や技量を、果たして誰もが持っているのでしょうか。少なくとも僕は持っていません。


じゃあ僕のような人は夢を持てないのかというと、そんな事はありません。


夢や目標、使命など「やりたいこと」は人生におけるゴールではなく、日々を快く過ごすための「心の燃料」です。大きさや偉大さは関係ありません。

週末に美味しいケーキを食べに行くという目標のために、平日の仕事を頑張る……とかでも良いです。

重要なのは目標を達成できるかどうかより、達成へ向かう過程を満喫できるかどうかです。「心の燃料」は張り合いとかやりがい、と言い換えられるかもしれませんね。継続的に燃やし続けて「静かなワクワク」を持ち続けられることが大切だと思います。


「心の燃料」を燃やして行動しその過程を楽しむ、結果として目標を達成すると喜び、新たな目標に向かう……。その活動が結果として他人にも恩恵を分けられたら理想的ですが、まずは自分をいたわることです。


上記を踏まえた上で設定する僕の目標は、

自宅で独り、日々まったりと過ごしたい

です。
立派でもないし大きくもない、社会に役立つものでもない目標ですが、僕にとっては静かなワクワクを感じる「心の燃料」だと思っています。

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