習慣を身につけるためには小さな行動を続けるべき、は本当か?

いい習慣を身につけるには、小さな行動を継続していくのが良いと聞きます。
しかし、それすらできないから習慣が身につかないのではないのでしょうか。

ぼくは休日になると一歩も外に出ないほど運動嫌いなのですが、体力の低下やお腹の肉を気にして運動を習慣づけようと何度もトライしています。
「ウォーキングを1日1時間」とか「ジムに通って体を鍛える」とか、そんな本格的なエクササイズは続かないとわかっています。

なので「腹筋かスクワットか腕立て伏せを1日10回」や「朝起きたら散歩で近所をぐるっとひと回り」といった小さな行動を心がけます。

しかし、それすら長期にわたって続けることができません。
ちょっと体調が悪いとか、小雨が降っているとか、仕事が忙しいから、とか行動できない理由を見つけてしまうと、いつの間にかやらなくなってしまいます。そして数週間後、そのことに気づいてまた同じようなループにおちいるのです。この負の連鎖を何年も繰り返しています。

この問題を解決する方法は大きく2つあると言われています。

・その行動をすれば自分にご褒美を与える(報酬型)
・その行動をやらなかったら起こる悪いことを考え、そうならないようにする(回避型)

ポジティブ思考の人は報酬型、ネガティブ思考の人は回避型の解決方法がやりやすいと思います。
ぼくはネガティブ思考なので、「体が弱って生活習慣病などにかかるのを回避するために運動する」という考え方をすればいいのです。
しかし、頭ではわかっているのに実際には全く身についていません。


ここで冒頭の疑問。こんな小さな行動すら続かないぼくが、どうすれば運動習慣を身につけられるのか?

運動習慣が長続きしない理由を考えてみると、ぼくの意志が弱いというのもありますが、何より「やっていても楽しいと感じていない」のが最大の原因だとわかりました。

意思が弱いので、報酬型では「ご褒美がなくても別にいいや~」となり、回避型では「病気になるのはイヤだけどしょうがない」となります。
なので「運動自体が楽しい」と思えるようにならないと長続きしないのです。

テレビゲームは好きなので「実際に体を動かしてゲームをする」ジャンルのゲームをしたこともありますが、機材の用意が面倒だったり騒音や振動で迷惑になったりするので結局やめましたね。

現在は、休日の朝10分ぐらい散歩する、noteを書くときに立って作業する、の2つしかやっていません。
運動嫌いのぼくでも楽しめるエクササイズがあればいいんですが。ヨガみたいな静かに体を使うタイプの運動はちょっと可能性があるかも、とは思っていますがやってみようという気にまでは至っていません……。

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