生きるために仕方なくやってんだよ
「仕事は楽しいですか?」
今の仕事をやってて、人に会うとよく聞かれることだ。
だいたいの人は、「まあ、大変ですけど、楽しくやってますよ~」みたいな模範解答をするだろう。僕だってそうだ。
でも、そんなの社交辞令の一つにしか過ぎなくて、本心はというと…
楽しいわけねぇだろうが
声を大にして言いたい。
仕事に使命感や責任感を持って取り組める人、本当に尊敬します。
僕だってもちろん、最低限のことはやるし、意図的に迷惑かけたりすることはないし、ルールもちゃんと守る。
でも、働かなくて済むんなら絶対に働かねぇよ。「仕事が楽しい!」って言える人、羨ましいよ。煽りとかじゃなく本心さ。
話が少しそれるが、僕が初めて勤めた会社(書店)では、入社前に大型店舗を視察して400字くらいの感想・レポートを書くという課題があった。
僕は電車を乗り継いで、隣の県にある店へと向かった。
本来なら、店の隅々まで見て、その店の印象とか課題点とか、そういうのを見つけるのがレポートの目的だったのだろう。
僕はというと、視察は店内をぐるっと一週しただけで終えて、隣のゲーセンへと直行した。
だって仕方ねぇじゃん。興味ねぇんだから。
レポートはテキトーかつ、ちゃんと見ましたよ風に書き上げた。ごまかすことに関しては天才だからな(自画自賛)。
この店で勤務すると、帰りにゲーセン寄れていいなとは思った。
こんな僕が入社してすまないね。
ここが第一志望だったのに落ちちゃった人に申し訳ないね。
まあもう辞めてるんですけどね。
僕は本当は雑誌の編集者になりたかったんだ。
集A社とか某談社とか。
ここは本気で目指してた。まあ結局無理だったんだけどさ。
でも今なら即決できる。
もし神様が現れて、「本当にやりたかった仕事に就かせてやるか、何もしないで月30万の収入か、どっちか選ばせてやる」って言われたら、迷わず後者だ。
面倒な人間関係も、無駄な飲み会も、全部無くなるなら、それが一番。
今思うと飲み会全出席してるわ。
何かしら理由つけて休めるのにさ。
もうおっさんどもの昔の自慢話に付き合うのは疲れたんだよ。
未来に目を向けろよ。未来に。
ネガティブな記事なのに、何で最後ちょっとポジティブなんだよ。
おわり