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(就活情報)出社したら上司が床に転がってた。楽しきかな記者生活

働き方はキツイなーと思うし、いま思い出してもキツかったけど、部活の先輩友達を思い出すのと同じような楽しい思い出ばかり。まあ、みんな働きすぎで壊れてるのか、使命にもえてるとかなんかあるから、飽きないんだよね。思い出す分にはかもしれないけど。


最初の支局に赴任して3日目だったか、朝出社したら、上司が床に寝転んでたんだよね。ソファーもあるのに、なんなら泊まり部屋も、自宅も近いのに、なぜか床。

毎晩飲み歩いて、泥酔してなぜか会社にあがってくる。刷り上がった紙面を寸評して、床に寝ちゃう。

で、朝はずーと寝てて、お昼のニュースが終ったあたりで、ヌクっと起きてくる。そして、冷蔵庫から何やら取り出し「プシュ」とワンカップ注入。寝起きの1杯笑

その後はハイになったまま、記者に電話しまくりながら、紙面を編集してつくる。

葉っぱで作ったドープな名曲、でなくワンカップでつくったディープな紙面。人々の表情のある紙面が出来上がる。

いま思い出しても、電話こうげきは怖いが、間違いなく、紙面にいのちが吹き込まれる瞬間をみた。

先輩はその後アルチューになり、本社に収監された。本社からも査察団がきてちょっとした騒ぎになったんだよね。

本社の人事から私に一言。「君の最初の上司があんな人で君は不幸だ」

おれは、先輩から生きた記事、紙面を教わった。ラッキーだったとさえ思う。




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