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種の寿命

常温保存と種を守るための長期保存目的での保存法(-1℃で湿度30%保存)ではぜんぜん違う。

よく食べる野菜類は、

常温保存なら
だいたい2~5年。

-1℃で湿度30%保存なら
最長のキュウリで127年(神武天皇と同じ)。

同品種で常温環境(左)と長期保存目的環境(右)で比較すると、

大豆 1~2年 → 15年
トウモロコシ 4~5年 → 21年
キュウリ 3~4年 → 127年

よって、常温保存なら2年に1度くらいは種繋ぎ用に栽培しないと種は途絶えてしまう。
だから極力新しい種を繋ぐようにしてるが、畑の面積的にも昨今の異常な気候的にもなかなか難しい状況。

大豆やネギ科はすぐダメ(発芽率落ちる)になるため、畑には毎年作れるようにスペース確保しておいたほうが良いのだろう。

家庭ならできれば冷蔵庫保管が望ましいが、
少なくとも食べ盛り2人いる我が家の冷凍庫は隙間無し。種よりお弁当食材冷凍優先。
よって、日の当たらない、湿度変化の少なそうなトランクルームにいれている。
(人の生活領域だと湿度は変わりやすい。)
子供が巣立ったら冷蔵庫に種の領域展開しよ。

ちなみに冷凍庫は一般的に、
冷蔵室 約0℃~6℃
野菜室 約3℃~9℃
冷凍室 約-22℃~-16℃
なので、野菜室以外が良さそうだな。

湿度は一般的な冷蔵室だと10~20%。

問題は種芋だなー。
とにかく場所をとる。うちは冷蔵庫は無理。
トランクルームにいれておいたら、芽が出まくってダンボール開けたら大食い選手権のパスタみたくなっていた。

で、去年のブランド芋を継いだが、品種によっては全く育たなかった。。
種芋の繋ぎかたをいろいろ研究してみよう。
もちろん、ホームセンター行けば元気な種芋はいくらでも買える時代だが、なんらかの理由で「買えなくなった」ときのために、種は持っているわけで。

問題の一部であり続けるのではなく、解決の一部でありたいと思っています。