B'zで世界が変わった話

noteを始めてから主に英語に関する記事をアップしていましたが、思い切り趣味の話も書いてみたいなと思うようになりました。
ということで、特に誰のためにもなるわけではないけれど、自己満足全開で大好きなB'zについて書きたいと思います。
英語関連のnoteでは内容含めて人に読まれることを意識して書くので、私の中ではある程度文体や体裁を考えて書いていますが、趣味noteは自己満足の塊になる予定なので、である調であったり、少し砕けた文体になると思いますのでご了承ください。
★趣味記事は平日メイン(不定期)でアップしようかなと思います。

そもそもB'zとは?
そもそもB'zとはなんぞや?ということをとてもとても簡易的に書いておきます。
B'zはギター・松本孝弘とボーカル・稲葉浩志によって1988年にデビューしたロックユニットで、今年でデビュー33年目に突入している。CD総売上枚数は8000万枚を超え、歴代1位である。
私の主観的コメントを書くとそれだけで長文noteになるので、とりあえずさわりだけにしておきます。

B'zとの繋がりはいろいろあった

今思えば私とB'zの出会いは早かったのだか、私が鈍すぎたせいでファンになるまでかなり遠回りをした。

幼稚園の頃、母親が海外のSFドラマを見ていた。なんだかすごくかっこいいメロディーが流れていたけれど、そんなことより得体の知れない宇宙人が怖かった。
小学生低学年の頃、テレビで『地獄先生ぬーべー』を見た。エンディングの曲は冒頭のギターの音が耳に残ったけれど、そんなことよりぬーべーの鬼の手が怖かった。
小学生高学年の頃、『名探偵コナン』を見た。オープニングで突然、マイクとギターを持った男の人二人が映ってびっくりした。声の高いボーカルの男性がちょっと怖かった。
中学生の頃友達が好きなバンドのCDを貸してくれた。メロディがかっこよかったけれど、歌声はちょっとクセがあるなと思った。バンドの名前は『B'z』だった。
★ちなみにその時の曲がこれ。イントロが神!


私がちゃんとロックを聴いたのはこの時が初めてだったと思う。当時私はR&Bが好きで、ロックは少し怖いイメージがあった。メロディはかっこいいなと思ったけれど、ボーカルの声がどことなくトゲトゲしている感じがして、甘い声のゆったりとしたR&Bを聴きなれていた私にとって、その声は少し刺激的でそれ以上深入りはできなかった。

B'zってカッコいい!!

高校生の頃、TSUTAYAに行った。店内BGMでB'zの曲が流れていた。家に帰ってからもそのメロディが頭から離れず、その後B'zのベスト盤を借りた。
★ちなみに私がTSUTAYAでCDを借りるきっかけになった曲がこれ。刺激的だった!

いざ聴いてみると、ぬーべーの曲があった。海外SFドラマの曲があった。B'zの曲だったんだと驚いた。聴けば聴くほど、記憶と繋がっていくほど、B'zにハマっていった。
アルバムのてっぺんから最後まで、自分の好みど真ん中だった。歌詞カードを見ると、歌詞のカッコよさと、まるで小説のような巧みな言葉選びに驚愕した。今まで自分が聴いてきた音楽、歌詞とはまるで違った。あの頃何気なく耳に入っていた曲は、こんなにいい曲でこんなに素晴らしい言葉を紡いでいたのかと驚いた。
当時私は自分の音楽の好みがR&Bからロックに変わりつつあるのを感じていた。そこに至るまでには様々な歌手やバンドの存在があるのだが、自分の心にどきゅんとドストライクな歌手はいないか探していた。そんな時に私の心を強く揺さぶったのがB'zだった。
その後、次から次へとむさぼるようにB'zのアルバムを次から次へと借りて聴いた。こんなに素敵な歌詞を書けるボーカルがいるんだ。こんなに歌がうまいボーカルがいるんだ。こんなにかっこいい曲を書けるギタリストがいるんだ。こんなにギターをかっこよく演奏できるギタリストがいるんだ。こんなにかっこいいバンドがいるんだと、何もかもが衝撃的だった。

B'zが私にくれたもの

B'zは私の人生にいろいろな初めてをくれた。人生で初めてのファンクラブに入り、初めてライブに行った。野外フェスも行ったが、それもB'zがきっかけだ。CDを予約購入したのもB'zが初めてで、初めて買った音楽DVDもB'zだった。

昨年、B'zは結成以来初のオンラインライブを開催した。5週連続という前代未聞の内容だ。このご時世私はライブに飢えていたが、通常のライブのように楽しむことができるか少し不安で、チケットを買おうかどうか迷った。結局私は初めてオンラインライブの観賞チケットを購入し、事前の心配は杞憂に終わり5週にわたってライブを堪能した。オンラインライブの観賞は初めてで、私はB'zを通してまたひとつの初めてを経験した。ファンになって10年以上経ち、もういわゆる「初」というものは体験することはないと思っていた。しかし、B'zはまた私に初めてをくれた。
やっぱりB'zはすごい。

B'zのファンになって十数年、私は今もB'zが好きだ。飽きっぽい自分がここまで一つのバンドに夢中になれたのは出会うまでの過程を含めて、運命とかがあったのかなぁと勝手にロマンチックな解釈をしている。
今は毎日B'zしか聴いていなかったあの頃のような熱はさすがにないけど、不安になった時や、ふとした瞬間、どうしようもなく稲葉さんの歌声と松本さんのギターが聴きたくなって、結局このバンドに戻ってくる。故郷のような温かさを感じ、落ち着く。
だから私はこれからもB'zを聴く。

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