プロクラウドワーカー認定時点の収入や取り組み方法をざっと書く
クラウドワークスには『プロクラウドワーカー制度』が存在する。わたしは大半が直接契約だが、去年の秋頃に興味本位でクラウドワークスに登録し、細々と活動し始めた。特に何もしていないが、今年の夏、知らぬ間にプロクラウドワーカーになっていた(ライター部門)。
せっかくなので、プロクラウドワーカー認定を受けるまでに何をしたのか、どのくらい収入を得たときに認定されたのか、noteに記しておこうと思う。
プロクラウドワーカーになったときのリアル収入
こんな感じ。じゃん。
手取りで22万円超。周囲の様子を見るかぎり、おそらく15万円程度の報酬を得られればプロ認定されるのだと思う。ネットの情報によると、一昔前は10万円を超えればプロになれたようだが、私は昨年の冬の時点でその額を超えていた。と考えると、やはり15万円〜20万円程度が妥当な気がする。
(しかしよく考えると、登録から間もなかったため、スカウト数が足りなかっただけかもしれない)
ともあれ、20万円を超えてそのほかのプロ条件を満たしていれば、プロクラウドワーカーにはなれるだろう。認定を目指している方は、この額を一つの目安として取り組めがよいと思う。
実績ゼロからプロクラウドワーカーになるまでにやったこと
当然だが、クラウドワークス登録当初の実績はゼロである。わたしは直接契約でライター活動をしていたので、完全な「実績ゼロ」ではない。
しかし、取引先の多くがそれなりに大きい企業のため、秘密保持契約を締結している。つまり、今までに書いた記事を「実績」として見せられない。
クラウドソーシングでの営業は、ポートフォリオを添付して応募することがほとんどだと思っている。手っ取り早く自分の実績を示すのに有効だからだ。ではどうするか……
ここまでの話を読んで、「実績記事を提示できないのなら、専用のポートフォリオを作ればいいのでは?」と思う方もいるだろう。
面倒くさい。無理だ。ただでさえ忙しいのにそんなことやっていられるか。
ということでズボラーで面倒くさがりのわたしは、別のやり方で行くことにした。それが……
WEBライター検定を受ける
もう、これしかないと思った。実績記事は見せられないけれど、ちゃんと書けることを証明できればいいんでしょ!と安易に考えた結果である。浅はか〜〜!
クラウドワークスのWEBライター検定は、3級・2級・1級がある。なお。3級は無料で何度も受験できるし、講義動画も充実している。もしまだ受験していない方は、ぜひ受けてみてほしい。
わたしはどれを受けたかというと、1級だ。2級でもいいかと思ったが、どうやらクラウドワークスが時々「WEBライター検定2級合格プログラム」的なのを出しているらしい。そのため、比較的合格者が多くいる。
ということは、他と差をつけるには1級を受験するしかない。が、一瞬立ち止まる。受験料が2万5000円もするからだ。行政書士の試験料が1万ちょいだと思うと、なかなかに高いことがお分かりいただけるだろう。
それでも、ポートフォリオを作るのが面倒だった。だから意地でも合格すると決めて受験した。そしてちゃんと受かった。よかったよかった。
ちなみに2023年8月時点で1級の合格者は30人もいない。今合格すれば、他のライターと差をつけられる要素の一つになると思う。
「1級に合格」を盛り込んで営業する
そのあとは合格アピールをしながら適切な営業文を作成し、営業するだけだ。
なお、営業文はちゃんとクライアントの応募文を読み込んで作成したほうがいい。たまに「よろしくお願いします」だけ送ってくるライターもいるが、クライアントからすると「何がよろしくじゃ」という気持ちになる。あたりまえだ。
向こうも当然ビジネスとしてライターを募集している。自分は相手にとってどんな利益を提示できるのかをきちんと明記することが重要だ。営業文の書き方は奥が深いので、ここでは書ききれない。というか、話の本筋はそこではないため、本記事では省略する。気が向いたらどこかで書く(たぶん)。
ご縁のあったお仕事を淡々とこなす
あとはこれに尽きる。クライアントの意向に沿う記事を書くことと同時に、コミュニケーションを図ることも忘れてはならない。
記事のクオリティはもちろん重要だが、報連相ができないライターと契約継続したいクライアントはほとんどいないと思っていい。
疑問点があったら聞く。トラブルがあったらすぐ話す。相手からの連絡にはちゃんと返事をする。たったこれだけだ。
最初に依頼を受けた仕事を淡々とこなせば、評価がたまる。評価がたまるとスカウトも増える。充実したプロフィール内容に並ぶ「★5」の評価、「1級合格」の表記があると、割とスカウトも多くなる。
そうやって愚直に依頼をこなしていたら、気づけばプロクラウドワーカーになっていた。半年弱でスカウト数は50を超えていると思う。他がどのくらいだかわからないのでなんとも言えないが、個人的には結構多いのでは、と思っている。
このやり方が正解ではない
今回わたしはこのような流れで取り組んだが、当然このやり方が正解とは限らない。全員がこの方法でうまくいくとはいえない(「ご縁のあった仕事を淡々とこなす」については、どんな人でも重要だと思うが)。
「こういったやり方もあるんだ」と思っていただければと思う。とりあえず思いつきでざっと書いたので、また適宜追記しよう。