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【詩】深海


輝きを潜めた瞳が濡れるから
宝石のような涙に口づける
なつかしい海の味がした

この時代を選んだ前から
ふたりは繋がっていた
からだはちゃんと覚えている
ダイヤモンドのように瞬く存在

あなたが呼んでくれるなら
どこでも駆けつけるよ
星を辿ればすぐに見つけられる


迷子だったわたしたちにも
居場所がある 生きる意味がある
一緒にうちへかえろう


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