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【詩】You are my shine


永い夢から浮かび上がれば、暖かな眼差しが注がれていた

ハルウララカ 絵に描いたような穏やかな昼下がり

結ばれた視線の先 あなたの微笑みがやけに眩しくて

それが嬉しくて、わたしは雨を降らせてしまう

喉につっかえた言葉たちの代わりに

音もなく溢れゆく雫たちが止まらない

手にとるようにわかるあなたの想いに

どう応えるのが正解なのか 私はいまだに掴めていない

ただわかるのは 頬を撫でるあたたかな手に触れて

ひだまりのような瞳を見つめ返すこと

微かに昇るあなたの体温に やっと肩の力が抜ける

何より大切なその瞳が曇らないように 輝き続けるように

きっともっと ”強く”なってみせるから もう少しだけ待っていてね 

世の恋物語はすべて ハッピーエンドだと決まっている

キレイな花はいつだって 太陽を見上げて笑うもの

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