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「努力が報われる」には、大事な条件があります。

何かを目指して、努力し続けていると、ある時、全く成果がでないように感じることがあります。
そんなとき、どうしてもくじけそうになるかもしれません。
やめてしまおうかと思うかもしれません。

「努力は報われる」とも言われますが、
「努力が報われる」には、大事な条件があります。

それは、諦めないということです。

その全く成果が出ない時というのには、意味があります。成果が出ないというのは表面的なことであって、実は蓄積のために重要な時間なのです。

それは、「サイレント・ピリオド」と言われる期間のことで、脳科学者の茂木健一郎氏が、外国語習得を例に、こんな風に説明しています。

外国語を学び始めるときに言葉をインプットするために必要な「沈黙の時間」と言われるものですね。
その間は表面上、何の進歩もないように見えるけれど、それでもその外国語の環境に身を置いておくと、やがてある時期が来ると、突然顕著な進歩を見せるようになる。
実はその間に脳の神経回路網の変化が蓄積されていて、それがある閾値を超えたときに一気に開花するんです。

茂木健一郎

このサイレント・ピリオドの期間が過ぎるのを何とか乗り越えてやり続けるのです。

好きなこと、やりたいと思っていることなら、結果を期待せずにやり続けることが大事です。

イチローもこんな風に言っています。

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。

イチロー




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