
極楽鳥という花の哲学
インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。
今回は、極楽鳥という花の哲学をお伝えします。
極楽鳥、ストレリチアは、オレンジの花が個性的で、スタイリッシュで、印象的な花です。
10代の頃、華道の先生が、この花の哲学を教えて下さいました。
オレンジの花は、いずれ枯れてしまうけれど、
花が終わったら、その下のシャープな膨らみを
手で開けてご覧なさい。
なかには、同じオレンジの花が、もう一つ入って
いますから、引き出してみなさい。
こういうことは、外からみてもわからないし、
誰かから教えてもらわないと、
一生知ることもないことです。
人が意思を持って引き出さなければ、
その存在など、知られることはないのです。
もう枯れてしまったと、知らずに捨てられてしまう花のどんなに多いことでしょう。
ものの考え方を、
教わるということ、教えるということ、
年齢を重ねますと、言葉に深みを感じます。
私は、ヨガやアーユルヴェーダなど、知識の
ほんの一部を教えることになったわけですが、
ご縁ある方々の、
まだ見ぬ何かを、
引き出すことが出来るでしょうか?
限界を感じても、まだ終わったわけではないと、
自分の心に意思を持って、こじ開けることが
出来るでしょうか?
お茶を飲みながら瞑想していますと、
カフェに飾られた極楽鳥の花から、
このようなインスピレーションがわいてきました💕
変化に忙しい昨今ですが、
ヨガに象徴されるハスの花にとらわれず、
生きていくヒントを、分け合えれば良いなと
思います。