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受験から学んだことは、目標に向かって勉強する姿勢だった

「こんな勉強、意味あるのかな…」と思いながら受験勉強をした高校三年生の冬。
片想いだけれど恋に夢中にだったのは、勉強の苦しさから逃れたかったのかもしれません。

受験当時、勉強はがんばったけれど、大人になって必要なのかな?と常に葛藤していました。
実際に社会人になってみて、数学や化学、古語なんて全く使わないし、大学では経営学を学んだのに選んだ仕事は中小企業の事務職。

意外かもしれませんが、勉強する意味を感じなかった最たる教科は英語でした。もちろん全部が全部無駄ってことは無いけれど、受験英語をがんばったけれど、英語を話せない人って結構いるのではないでしょうか。

先日、部屋の掃除中に出てきた英語の参考書。学生時代の教科書に始まり、社会人になってからも買い続けた参考書もたくさんありました。

「いつか勉強しよう」「買ってから一度も開いてない」なんて、理由をつけては手を付けずに早10年超え。。

余白にびっしり書き込んだ参考書を見ながらふと湧き出てきたのが、「何でこんなに勉強していたのに、英語を話せないんだろう?」と言う疑問。

いま英会話の勉強に使っている『毎日の英文法』は、中学生レベルで理解できる文法&単語なのに、いざ話す場面があっても言葉が出てこないんですよね。。

この前、英会話学校のイー〇ンに行った時も、宿題の英作文はみんなしっかり書けているのにフリートークになるとダンマリしちゃう日本人達(笑)

知識はあるのに、いざ人を目の前にすると全く話せないのは何でなんだろう?と思う日々。

その答えはあるテレビ番組を観ていた時に気付くことが出来ました。

テレビ東京の「Youは何しに日本へ」と言う番組が好きでよく見ているのですが、インタビューを受ける外国人は、みな日本にある世界遺産や漫画や食べ物など、様々な「目的」を持って来ているんですよね。

興味のあることを知りたい!と言う目的があるから、その情報収集に日本語や日本文化を日本人以上に勉強していることに気付きました。

学生時代は入学試験やTOEIC等、勉強する目的が明確で結果も良し悪しも分かったから、そのゴールに向かって進めば良いだけでした。

社会人になって英語の勉強が全く気乗りしないのも、何のために勉強するのか?これがすっぽり抜けてしまっているからなんだと思います。

無意味だと思っていた受験勉強も、目標に向かって学ぶ姿勢を得られた事は大きな収穫だったのかもしれません。

受験を乗り越えた方で、勉強に身が入らない場合は、まず目的を考えるところから始めてみたらいかがでしょうか?

わたしもまずは何のために英語を勉強し、どうしたいかをしっかり考えてみるところから勉強を再スタートしたいと思います。

編集:アカ ヨシロウ

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