ゴールのない旅
年末から、“白か黒か“というテーマで書きたかったnoteが進まず止まっている。
年内で答えを出して先へ進もうとしていた事も、想定していたいくつかの選択肢にはなかった着地の仕方をして、暫くどう消化したら良いのか分からず、敢えて思考するのを放棄していた。
大抵いつも、ゴールは決まっていた。
選択肢が複数ある時でも、大体どの道を選んだ時でも各々のゴールは見えていて、行き着きたいゴールから選択肢を遡って選択してきたように思う。
悩んでいる、迷っている時は、人には相談しない。
誰かに相談すると、大概自分らしくない答えを出すと分かっているから。
決めるのは自分、責任を取るのも自分。
周りから見たら、いきなり私が大胆な行動を取ると思われる事も多い。
それはちょっと予想外のゴール設定だったり、イメージにない所へ向かおうとしているように見えるから、らしい。
けれど私にはゴールが見えているし、到達出来るものにしかトライはしていない(つもり)。
結局のところ、私は優等生体質なのだ。
どんなに周りから想定外と言われようと、自分の中で想定内に収まっているものであれば、行き着くゴールはそんなに奇想天外なものではないと思う。
到達する事も込みで、“想定内”。
その私が、今回はゴールを決めずに進んでいる。
どこへ行き着くのか、全く分からない。
正直言って、怖い。
いつもは見えているものが少しも見えないと、足元すらも覚束ないのだと、今更ながら知った。
ゴールを決めて進んでいる時よりも遥かに、心が自由だということも。
もしかしたら、ゴールは無いのかもしれない。
でも歩き始めてしまったから。
進んでみようと思う。
素直に、心のままに。
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